「世界一受けたい授業」で話題 バッタ博士の体験談に「青春小説よりもよっぽど面白い」の評
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- バッタを倒しにアフリカへ
- 価格:1,012円(税込)
5月15日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、新書第1位は『極上の孤独』が獲得した。
第2位は『歴史と戦争』。第3位は『日本史の内幕 戦国女性の素顔から幕末・近代の謎まで』となった。
4位以下で注目は8位にランクインした『バッタを倒しにアフリカへ』。著者の前野ウルド浩太郎さんが5日に放送された日本テレビ系バラエティ番組「世界一受けたい授業 日本に迫る7つの危機2時間SP」に登場し話題となった。番組では日本に迫る7つの危機の第5位に「害虫」が選ばれ、前野さんが出演し解説を行った。アフリカ西部のモーリタニアでサバクトビバッタの被害と戦った前野さんの活動が紹介された。また番組では嵐の櫻井翔さんらがバッタを食べるシーンも放送され視聴者からは悲鳴があがっていた。
同書は2月8日に発表された「新書大賞2018」で大賞にも輝いている。紀伊國屋書店の佐貫聡美さんは、《昆虫嫌いでも大丈夫! ヘタな青春小説よりもよっぽど面白い》と解説し、《読んでいてこんなに元気をもらえる本、そうそうありません。「あれ、最近笑ってないな…」というあなたが読むべき1冊です!》と勧めている。
https://www.bookbang.jp/review/article/546908
■新書 ノンフィクションランキング
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- 極上の孤独
- 価格:858円(税込)
1位『極上の孤独』下重暁子[著](幻冬舎)
現代では「孤独=悪」だというイメージが強く、たとえば孤独死は「憐れだ」「ああはなりたくない」と一方的に忌み嫌われる。しかし、それは少しおかしくないか。そもそも孤独でいるのは、まわりに自分を合わせるくらいなら一人でいるほうが何倍も愉しく充実しているからで、成熟した人間だけが到達できる境地でもある。「集団の中でほんとうの自分でいることは難しい」「孤独を味わえるのは選ばれし人」「孤独を知らない人に品はない」「素敵な人はみな孤独」等々、一人をこよなく愛する著者が、孤独の効用を語り尽くす。(幻冬舎ウェブサイトより)
2位『歴史と戦争』半藤一利[著](幻冬舎)
幕末・明治維新からの日本近代化の歩みは、戦争の歴史でもあった。日本民族は世界一優秀だという驕りのもと、無能・無責任なエリートが戦争につきすすみ、メディアはそれを煽り、国民は熱狂した。過ちを繰り返さないために、私たちは歴史に何を学ぶべきなのか。「コチコチの愛国者ほど国を害する者はいない」「戦争の恐ろしさの本質は、非人間的になっていることに気付かないことにある」「日本人は歴史に対する責任というものを持たない民族」――八〇冊以上の著作から厳選した半藤日本史のエッセンス。(幻冬舎ウェブサイトより)
3位『日本史の内幕 戦国女性の素顔から幕末・近代の謎まで』磯田道史[著](中央公論新社)
西郷隆盛の性格は、書状からみえる。豊臣秀頼の父親は本当に秀吉なのか。著者が原本を発見した龍馬の手紙の中身とは。司馬遼太郎と伝説の儒学者には奇縁があった――日本史にはたくさんの謎が潜んでいる。著者は全国各地で古文書を発見・解読し、真相へと分け入ってゆく。歴史の「本当の姿」は、古文書の中からしかみえてこない。小説や教科書ではわからない、日本史の面白さ、魅力がここにある!(中央公論新社ウェブサイトより)
4位『内臓脂肪を最速で落とす 日本人最大の体質的弱点とその克服法』奥田昌子[著](幻冬舎)
5位『友だち幻想 人と人の〈つながり〉を考える』菅野仁[著](筑摩書房)
6位『自分のことだけ考える。 無駄なものにふりまわされないメンタル術』堀江貴文[著](ポプラ社)
7位『陰謀の日本中世史』呉座勇一[著](KADOKAWA)
8位『バッタを倒しにアフリカへ』前野ウルド浩太郎[著](光文社)
9位『素顔の西郷隆盛』磯田道史[著](新潮社)
10位『日本軍兵士 アジア・太平洋戦争の現実』吉田裕[著](中央公論新社)
■新書 ノベルスランキング
1位『ψの悲劇 The Tragedy of ψ』森博嗣[著](講談社)
2位『NARUTO-ナルト- ナルト新伝 親子の日』岸本斉史[原作]宮本深礼[著](集英社)
3位『ONE PIECE novel A スペード海賊団結成篇(1)』尾田栄一郎[原作]ひなたしょう[著](集英社)
4位『十津川警部 ストーブ列車殺人事件』西村京太郎[著](双葉社)
5位『帝国海軍イージス戦隊(3)激烈なる日米総力戦』林譲治[著](電波社)
6位『竜伯爵の花嫁選び』華藤えれな[著](笠倉出版社)
7位『消滅世界(上)』大石英司[著](中央公論新社)
8位『魔界都市ブルース 餓獣の牙』菊地秀行[著](祥伝社)
9位『僕のヒーローアカデミア(1) 雄英白書』堀越耕平[原作]誉司アンリ[小説](集英社)
10位『ヤクザに花束』妃川螢[著](幻冬舎コミックス発行/幻冬舎発売)
〈新書 ノンフィクション / 新書 ノベルス ランキング 5月15日トーハン調べ〉
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