第19回読売・吉野作造賞が決定 深井智朗『プロテスタンティズム』

文学賞・賞

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 第19回読売・吉野作造賞が8日に発表され、東洋英和女学院院長の深井智朗さんの『プロテスタンティズム』(中央公論新社)に決まった。

「読売・吉野作造賞」は、読売論壇賞と中央公論新社が2000年に創設した学術賞。前年1月から12月までに発表された単行本、雑誌論文を対象とし、選考委員会の厳正な審査により決定する。

『プロテスタンティズム』は、マルティン・ルターらによる宗教改革運動によって、キリスト教の権威が大きく揺らぎ、その後の長きに渡る対立の過程で、政治や文化などに強い影響を及ぼしたプロテスタンティズムについて歴史的背景とともに解説し、その内実を明らかにした一冊。

 著者の深井さんは、1964年生まれ。アウクスブルク大学哲学・社会学部博士課程修了。聖学院大学教授、金城学院大学教授を経て、2016年4月から東洋英和女学院大学人間科学部教授となる。2005年に『超越と認識』で第13回中村元賞、2009年に『十九世紀のドイツ・プロテスタンティズム』で日本ドイツ学会奨励賞受賞、2015年に韓国語に翻訳された『思想としての編集者』が韓国出版文化賞を受賞している。

 贈賞式は7月17日に東京・丸の内のパレスホテル東京で行われる。

Book Bang編集部
2018年6月12日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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