「三毛猫ホームズ」勢い衰えず 最新刊が4週連続ランクイン
ニュース
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- 三毛猫ホームズの復活祭
- 価格:990円(税込)
6月12日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、新書ノンフィクション第1位は『極上の孤独』が獲得した。第2位は『未来の年表(2) 人口減少日本であなたに起きること』。第3位は『日本史の内幕 戦国女性の素顔から幕末・近代の謎まで』となった。
新書ノベルスランキング1位は『ONE PIECE novel A 新世界篇(2)』。2位は『約束のネバーランド ノーマンからの手紙』。3位は『ONE PIECE novel A スペード海賊団結成篇(1)』となった。
ノベルスランキングは少年コミックの小説化作品が上位を占めているが、注目は7位にランクインした『三毛猫ホームズの復活祭』。40年にわたり刊行が続く、赤川次郎さんのミステリー小説シリーズの第52弾だ。今でも人気は高く、ノベルスランキングでも発売初週から4週連続でランクインし続けている。今作はオレオレ詐欺がテーマ。おなじみの三毛猫ホームズに主人公の片山、妹の晴美らが現代的な犯罪とその裏に潜む悲哀に迫っている。「子供の頃に読んでた!」と懐かしさを感じた方、現代と向き合い続ける三毛猫ホームズの世界を再度楽しんでみてはいかがだろう。
■新書 ノンフィクションランキング
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- 極上の孤独
- 価格:858円(税込)
1位『極上の孤独』下重暁子[著](幻冬舎)
現代では「孤独=悪」だというイメージが強く、たとえば孤独死は「憐れだ」「ああはなりたくない」と一方的に忌み嫌われる。しかし、それは少しおかしくないか。そもそも孤独でいるのは、まわりに自分を合わせるくらいなら一人でいるほうが何倍も愉しく充実しているからで、成熟した人間だけが到達できる境地でもある。「集団の中でほんとうの自分でいることは難しい」「孤独を味わえるのは選ばれし人」「孤独を知らない人に品はない」「素敵な人はみな孤独」等々、一人をこよなく愛する著者が、孤独の効用を語り尽くす。(幻冬舎ウェブサイトより)
2位『未来の年表(2)人口減少日本であなたに起きること』河合雅司[著](講談社)
本書は、『未来の年表』の続編である。(略)今回は、少子高齢化や人口減少が人々の暮らしにどのような形で降りかかってくるかを、あなたの生活に即しながら明らかにする。言うなれば、これからあなたに起きることを、お中元やお歳暮のギフトカタログのように一覧してみようというのだ。(略)少子高齢化や人口減少で起きることを、家庭、職場、地域社会といったトピックスに分けてカタログ化すれば、さまざまなシーンを「あなた自身の問題」として具体的に置き換えることができる。そしてそれは、10年後、20年後の日本でうまく立ち回っていくための指針となる。(講談社ウェブサイトより抜粋)
3位『日本史の内幕 戦国女性の素顔から幕末・近代の謎まで』磯田道史[著](中央公論新社)
西郷隆盛の性格は、書状からみえる。豊臣秀頼の父親は本当に秀吉なのか。著者が原本を発見した龍馬の手紙の中身とは。司馬遼太郎と伝説の儒学者には奇縁があった――日本史にはたくさんの謎が潜んでいる。著者は全国各地で古文書を発見・解読し、真相へと分け入ってゆく。歴史の「本当の姿」は、古文書の中からしかみえてこない。小説や教科書ではわからない、日本史の面白さ、魅力がここにある!(中央公論新社ウェブサイトより)
4位『人間にとって病いとは何か』曽野綾子[著](幻冬舎)
5位『自分のことだけ考える。 無駄なものにふりまわされないメンタル術』堀江貴文[著](ポプラ社)
6位『友だち幻想 人と人の〈つながり〉を考える』菅野仁[著](筑摩書房)
7位『知らないと恥をかく 世界の大問題 (9) 分断を生み出す1強政治』池上 彰[著](KADOKAWA)
8位『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』河合雅司[著](講談社)
9位『定年前後の「やってはいけない」 人生100年時代の生き方、働き方』郡山史郎[著](青春出版社)
10位『日本軍兵士 アジア・太平洋戦争の現実』吉田裕[著](中央公論新社)
■新書 ノベルスランキング
1位『ONE PIECE novel A 新世界篇(2)』浜崎達也[小説]尾田栄一郎[原作](集英社)
2位『約束のネバーランド ノーマンからの手紙』七緒[小説]白井カイウ[原作]出水ぽすか[作画](集英社)
3位『ONE PIECE novel A スペード海賊団結成篇(1)』尾田栄一郎[原作]ひなたしょう[著](集英社)
4位『銀魂 帰ってきた3年Z組銀八先生 もっとリターンズ 冷血硬派高杉くん』大崎知仁[著]空知英秋[原作](集英社)
5位『NARUTO-ナルト- サスケ新伝 師弟の星』江坂純[小説]岸本斉史[原作](集英社)
6位『NARUTO-ナルト- ナルト新伝 親子の日』岸本斉史[原作]宮本深礼[著](集英社)
7位『三毛猫ホームズの復活祭』赤川次郎[著](光文社)
8位『古事記異聞 鬼棲む国、出雲』高田崇史[著](講談社)
9位『ONE PIECE novel 麦わらストーリーズ』大崎知仁[小説]尾田栄一郎[原作](集英社)
10位『十津川警部 ストーブ列車殺人事件』西村京太郎[著](双葉社)
〈新書 ノンフィクション / 新書 ノベルス ランキング 6月12日トーハン調べ〉
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