■50歳からの「常識」覆す人生論
生物としての人間に「老後」はない。50歳からは人生下り坂という「常識」を覆す本書には感謝の言葉が届き続けてすでに3刷り。
「テレビの健康番組で惑わされて66歳の自分が心配なのは健康。この本で目の前がスカーッとし、心躍らされました。命を大切に生きます」「目からうろこ。生き方が変わる」「人生後半50年はチャレンジの日々。しかし他人と比較せず生きると決意できた好著」「晩年の経済基盤のとらえ方。人に感謝されなければならないというユニークな考え方がよい」「私はがんのキャリアだが、がんでも生きられる。そんなメッセージがこの本にはある」「本書にめぐり会えてよかった。感謝します」
感想の内容は多岐にわたっているようで、じつは考え方が変わったという点で一致している。著者は「50歳以上の男性は生きている意味がない」とメディアで発信してきたが、それは、人間が生物として生きる意味を失った50歳からは全く別の理由で生きる別の人生だという意味。50を境に人生は二度あると考えれば老化、寿命、定年、病への対処も変わると説く。
第二の人生は何のために生きるのかを提示、人生100年時代の生き方を変えるポジティブ人生論。(産経新聞出版・ 1300円+税)
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