<吉川トリコ×中島万紀子>マリー・アントワネットはホントに悪女? 歌いながら考えるトークイベント開催

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新刊『マリー・アントワネットの日記』/左がRose、右がBleu
新刊『マリー・アントワネットの日記』/左がRose、右がBleu

 吉川トリコの新刊『マリー・アントワネットの日記』の刊行を記念したトークイベントが、2018年7月26日(木)に東京・神楽坂にあるキュレーションストア〈la kagu〉で開催される。

『マリー・アントワネットの日記』は、世界一有名な王妃であり、世界中から嫌われた王妃、マリー・アントワネットのパブリック・イメージを覆す日記形式の小説。「あたしがフランス王太子妃とかwww超ウケるんですけどwww」「『パンがないならお菓子を食べればいいじゃない』なんてマジで言ってねえから!」と、はじけた文体で綴られる。

 イベントでは、ラカグの人気講座「フランス語で一曲歌えるようになる」とコラボした特別イベントを開催。マリー・アントワネットやその時代の話の後に、慶応大学や早稲田大学で教える名物講師・中島万紀子が、革命歌として生まれたフランス国歌「ラ・マルセイエーズ」の歌い方を指導してくれる。

 トーク終了後には、会場で書籍を購入された方を対象にしたサイン会を予定している。

トークイベント
■日程:2018年7月26日(木) 19時~
■場所:la kagu(ラカグ)2F レクチャースペースsoko
■料金:2,000円/1,800円(神楽坂ブック倶楽部会員限定)
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01mfi6zni616.html

吉川トリコ(よしかわ・とりこ)
1977年静岡県浜松市生まれ。2004年、「ねむりひめ」で女による女のためのR-18文学賞大賞・読者賞をダブル受賞。2006年に刊行された「グッモーエビアン!」は2012年に大泉洋、麻生久美子主演で映画化された。ほかの著書に『ミドリのミ』『ずっと名古屋』『光の庭』などがある。

中島万紀子(なかじま・まきこ)
神奈川県鎌倉市生まれ。早稲田大学大学院博士課程満期退学。リヨン第二大学DEA課程修了。現在、早稲田大学や慶應義塾大学などでフランス語講師を務める。著書に『大学1・2年生のためのすぐわかるフランス語』、訳書に『サリー・マーラ全集』など。定期的にコンサートを開催するなど歌の活動も積極的に行っており、シャンソンのほかルネサンス時代のフランスの古歌やバッハやフラメンコの歌まで幅広く愛唱している。

2018年7月18日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです
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