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- 遊廓に泊まる
- 価格:1,760円(税込)
フリーカメラマン・関根虎洸が宿泊可能な元妓楼旅館を取材した一冊『遊廓に泊まる』の刊行を記念したトークイベントが、2018年8月3日(金)に東京・神楽坂にあるキュレーションストア〈la kagu〉で開催される。
イベントでは、昭和33年の「売春防止法」施行によって名目上消滅した遊廓に光を当て、全国各地にわずかに残る、現在も宿泊可能な元妓楼旅館を取材した時のエピソードや実際の建物について、『遊廓に泊まる』には書ききれなかったことも含めて語る。ゲストには、「月刊 実話ナックルズ」の元編集長・中山智喜と、遊廓専門書店「カストリ書房」代表の渡辺豪を迎え、遊廓文化の魅力を紹介する。
トーク終了後には、会場で書籍を購入された方を対象にしたサイン会を予定している。
トークイベント
■日程:2018年8月3日(金) 19時~
■場所:la kagu(ラカグ)2F レクチャースペースsoko
■料金:2,000円/1,800円(神楽坂ブック倶楽部会員限定)
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01qsbsznknkk.html
関根虎洸(せきね・ここう)
フリーカメラマン。1968年埼玉県生まれ。元プロボクサー。2001年『DOG&GOD』(情報センター出版局)、2012年『CHELSEA・桐谷健太』(ワニブックス)他。2014年、旧満州に残る遊廓跡を訪ねたことをきっかけに遊廓建築の撮影を開始。
中山智喜(なかやま・ともき)
編集者。1976年石川県生まれ。2010年から2017年までミリオン出版にて「月刊 実話ナックルズ」の編集長を7年務める。同誌で約3年にわたって「遊廓に泊まる」を不定期連載、関根氏とともに全国の遊廓跡を取材した。
渡辺豪(わたなべ・ごう)
遊廓家。1977年福島県生まれ。IT企業に勤める傍ら全国の色街跡約400箇所を取材。2015年に前職を辞した後、日本初の遊廓・赤線専門出版社「カストリ出版」を創業。2016年に旧吉原遊廓の一画に遊廓専門書店「カストリ書房」をオープン。
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2018年7月19日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです
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