22日(金)に発売された小説誌「小説新潮」(2018年8月号)で、宮部みゆきによる新連載「Ghost Story」がスタートした。
「Ghost Story」は、父を知らない少年と、その父のもうひとつの家族が描かれる一方で、実話サイトに掲載されたとおぼしき「怪談」の数々を挿入する、かつてない野心的スタイルで綴られる著者初の「幽霊屋敷」ホラー。
また、今号は「怪談」をテーマにした特集となっており、飴村行や澤村伊智、長江俊和、彩藤アザミ、清水裕貴、真梨幸子、木内昇の7名による怪談小説が掲載されている。そのほか、東山彰良や西條奈加、松尾潔の読切短編が掲載、佐藤愛子「冥界からの声」と増田俊也「続 木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」の連載は今号で最終回を迎えた。
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2018年7月26日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです
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