昭和史研究の第一人者、保阪正康が綴る『昭和の怪物 七つの謎』[新書ベストセラー]

ニュース

1
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 8月7日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、新書第1位は『看る力 アガワ流介護入門』が獲得した。
 第2位は『極上の孤独』。第3位は『昭和の怪物 七つの謎』となった。

 3位の『昭和の怪物 七つの謎』は昭和史研究の第一人者、保阪正康さんの新著。平成も終わりに近づき、昭和が歴史の一部となった今、保坂さんはこれまで取材のなかで出会ってきた近現代史の重要人物の関係者からの証言をもとに、未だ残されたままの七つの謎について解説している。7つの謎とは「東条英機の怯えていたもの」「石原莞爾は東条暗殺計画を知っていたか」「石原莞爾の『世界最終戦論』とは何だったのか」「犬養毅は襲撃されることを気づいていたのか」「渡辺和子は誰を許さなかったのか」「瀬島龍三は史実をどう改ざんしたか」「吉田茂が護憲にこだわった理由」。特に石原莞爾には多くの頁が割かれ、保坂さんの石原評が読める貴重な一作となっている。

■新書 ノンフィクションランキング

1位『看る力 アガワ流介護入門』阿川佐和子[著]大塚宣夫[著](文藝春秋)

作家、エッセイスト、キャスター、さらには女優として幅広いジャンルで活躍している阿川佐和子さんですが、父・弘之氏の最晩年に病院に付き添い、いまも認知症のはじまった母の介護を続けるなど、実は介護経験も豊富です。そんな阿川さんが、高齢者医療の第一人者である大塚宣夫よみうりランド慶友病院会長と、理想の介護法、理想の老後を語り合います(文藝春秋ウェブサイトより抜粋)

2位『極上の孤独』下重暁子[著](幻冬舎)

現代では「孤独=悪」だというイメージが強く、たとえば孤独死は「憐れだ」「ああはなりたくない」と一方的に忌み嫌われる。しかし、それは少しおかしくないか。そもそも孤独でいるのは、まわりに自分を合わせるくらいなら一人でいるほうが何倍も愉しく充実しているからで、成熟した人間だけが到達できる境地でもある。「集団の中でほんとうの自分でいることは難しい」「孤独を味わえるのは選ばれし人」「孤独を知らない人に品はない」「素敵な人はみな孤独」等々、一人をこよなく愛する著者が、孤独の効用を語り尽くす。(幻冬舎ウェブサイトより)

3位『昭和の怪物 七つの謎』保阪正康[著](講談社)

昭和史研究の第一人者が出会った「戦争の目撃者たち」。東條英機、石原莞爾、犬養毅、渡辺和子、瀬島龍三、吉田茂が残した「歴史の闇」に迫る。(同書帯より)

4位『未来の年表(2) 人口減少日本であなたに起きること』河合雅司[著](講談社)

5位『不倫』中野信子[著](文藝春秋)

6位『友だち幻想 人と人の〈つながり〉を考える』菅野仁[著](筑摩書房)

7位『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』河合雅司[著](講談社)

8位『日本史の内幕 戦国女性の素顔から幕末・近代の謎まで』磯田道史[著](中央公論新社)

9位『信長はなぜ葬られたのか 世界史の中の本能寺の変』安部龍太郎[著](幻冬舎)

10位『歴史と戦争』半藤一利[著](幻冬舎)

■新書 ノベルスランキング

1位『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE 2人の英雄』誉司アンリ[小説]堀越耕平[原作](集英社)

2位『岸辺露伴は戯れない 短編小説集』北國ばらっど、宮本深礼、吉上亮[著]荒木飛呂彦[原作](集英社)

3位『ONE PIECE novel A 新世界篇(2)』浜崎達也[小説]尾田栄一郎[原作](集英社)

4位『ONE PIECE novel A スペード海賊団結成篇(1)』尾田栄一郎[原作]ひなたしょう[著](集英社)

5位『岸辺露伴は叫ばない 短編小説集』維羽裕介、北國ばらっど、宮本深礼、吉上亮[小説]荒木飛呂彦[original concept](集英社)

6位『約束のネバーランド ノーマンからの手紙』七緒[小説]白井カイウ[原作]出水ぽすか[作画](集英社)

7位『新・餓狼伝(4) 闘人市場編』夢枕獏[著](双葉社)

8位『十津川警部 海の見える駅 愛ある伊予灘線』西村京太郎[著](小学館)

9位『NARUTO-ナルト- シカマル新伝』岸本斉史[原作]矢野隆[著](集英社)

10位『僕のヒーローアカデミア(1) 雄英白書』堀越耕平[原作]誉司アンリ[小説](集英社)

〈新書 ノンフィクション / 新書 ノベルス ランキング 8月7日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2018年8月11日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

  • このエントリーをはてなブックマークに追加