細谷雄一と篠田英朗が、憲法と日米安保、そして「自主独立」について語る

イベント

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 国際政治学者で慶應義塾大学法学部教授の細谷雄一による歴史シリーズ『戦後史の解放II 自主独立とは何か(前・後編)』の刊行を記念したトークイベントが、2018年9月27日(木)に東京・神楽坂にあるキュレーションストア〈la kagu〉で開催される。

『戦後史の解放II 自主独立とは何か』は、3年前に刊行された『戦後史の解放I 歴史認識とは何か』のシリーズ第2弾で、本作では日本国憲法制定とサンフランシスコ講和条約までの戦後史を、国際政治史の視点から描き出した歴史書。

 イベントでは、インターネット配信番組「国際政治チャンネル」でともに活動する篠田英朗をゲストに迎え、日本の歴史教育ではなかなか教わる機会がない「国際主義」の視点から、自虐史観でも陰謀史観でもない戦後史の真相に迫り、われわれ日本人が目指すべき「自主独立」について語り合う。

 トーク終了後には、細谷・篠田によるサイン会を予定している。

トークイベント
■日程:2018年9月27日(木) 19時~
■場所:la kagu(ラカグ)2F レクチャースペースsoko
■料金:2,000円/1,800円(神楽坂ブック倶楽部会員限定)
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01cfmdzqbh2i.html

細谷雄一
1971年、千葉県生まれ。慶應義塾大学法学部教授。立教大学法学部卒業。英国バーミンガム大学大学院国際関係学修士号取得。慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程修了。博士(法学)。北海道大学専任講師などを経て、現職。主な著書に、『戦後国際秩序とイギリス外交』(サントリー学芸賞)、『倫理的な戦争』(読売・吉野作造賞)、『外交』、『国際秩序』、『安保論争』、『迷走するイギリス』、『戦後史の解放I 歴史認識とは何か』など。

篠田英朗
1968年、神奈川県生まれ。東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授。早稲田大学政治経済学部卒業、同大学大学院政治学研究科修士課程、ロンドン大学(LSE)国際関係学部博士課程修了。国際関係学博士(Ph.D.)。広島大学准教授などを経て、現職。著書に『平和構築と法の支配』(大佛次郎論壇賞)、『「国家主権」という思想』(サントリー学芸賞)、『集団的自衛権の思想史』(読売・吉野作造賞)、『平和構築入門』、『ほんとうの憲法』など。

2018年8月18日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです
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