川村元気『億男』が映画化 三億円当てた男の末路を佐藤健が演じる

映像化

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 映画プロデューサー・川村元気による小説『億男』を原作とした映画が、10月19日から全国公開される。

『億男』は、宝くじで三億円を当てた図書館司書の一男を主人公にお金をめぐる三十日間を描いた作品。大金を手にした一男だったが、15年ぶりに再会した親友が三億円と共に失踪してしまい、その行方を追うことになる。

 映画では、一男役を佐藤健が、親友の九十九役を高橋一生が演じるほか、黒木華や池田エライザ、沢尻エリカ、北村一輝、藤原竜也などが出演する。監督は、「ハゲタカ」「るろうに剣心」「3月のライオン」などを手掛ける大友啓史が務める。

 原作者の川村元気は、1979年横浜生まれ。上智大学文学部新聞学科卒。映画「電車男」「デトロイト・メタル・シティ」「モテキ」などの企画・プロデュースを手掛け、2011年に優れた映画製作者に贈られる「藤本賞」を史上最年少で受賞する。2012年には小説『世界から猫が消えたなら』を刊行し、作家としてデビューする。同作は、140万部のベストセラーとなり、2016年に佐藤健主演で映画化されている。

2018年8月25日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです
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