島田荘司「千年都市のミステリー」を語る サイン会も開催

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 島田荘司の最新作『鳥居の密室 世界にただひとりのサンタクロース』の刊行を記念したトークイベントが、2018年9月25日(火)に東京・神楽坂にあるキュレーションストア〈la kagu〉で開催される。

『鳥居の密室 世界にただひとりのサンタクロース』は、著者の島田が40年近くにわたって書かれている御手洗潔シリーズの最新作。クリスマスの朝に起きた密室殺人を京都大学医学部で学生生活を送る若き日の御手洗潔が、京都の歴史に深く関わる事件の真相を解き明かす。

 イベントでは、京都に縁が深く、デビュー作以来、多くの作品で京都を舞台にしてき本格ミステリー界のレジェンド・島田が、古都とミステリーの魅力と相性を語る。聞き手は、島田の担当編集者として『写楽 閉じた国の幻』等にかかわり、大学時代を京都で過ごした経験を持つ新潮社出版部文芸第二編集部編集長・新井久幸。トーク終了後には、サイン会を予定している。

トークイベント
■日程:2018年9月25日(火) 19時~
■場所:la kagu(ラカグ)2F レクチャースペースsoko
■料金:2,000円/1,800円(神楽坂ブック倶楽部会員限定)
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01knbqzs7ptq.html

島田荘司
1948(昭和23)年、広島県生まれ。武蔵野美術大学卒。1981年『占星術殺人事件』でデビュー。以降、『斜め屋敷の犯罪』『異邦の騎士』などの御手洗潔シリーズ、『奇想、天を動かす』などの吉敷竹史シリーズを中心に、本格ミステリーの旗手として不動の地位を築く。2008年、日本ミステリー文学大賞受賞。近著に『星籠の海』『新しい十五匹のネズミのフライ』『御手洗潔の追憶』『屋上』があり、映像化、コミック化も多数。

2018年8月28日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです
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