阿部寛
池井戸潤による「下町ロケット」シリーズの第4弾『下町ロケット ヤタガラス』が9月28日に発売されることが決まった。
『下町ロケット ヤタガラス』は、新たにトランスミッションの開発に乗り出した佃製作所の挑戦を描いたシリーズ第4弾。ベンチャー企業「ギアゴースト」や、ライバル企業「ダイダロス」との戦い、そして帝国重工・財前が立ち上げた新たなプロジェクトなど『下町ロケット ゴースト』の続編となる。
また、シリーズ第3弾『下町ロケット ゴースト』を原作としたドラマが、10月からTBS日曜劇場で放送されることも発表されている。ドラマ版は、2015年に阿部寛主演で放送され、第87回ザテレビジョンドラマアカデミー賞で最優秀作品賞ほか計5部門を受賞している。
著者の池井戸潤は、1963年岐阜県生まれ。銀行員、コンサルタント業を経て、1998年に『果つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞を受賞し、作家デビュー。2010年に『鉄の骨』で第31回吉川英治文学新人賞、2011年に『下町ロケット』で第145回直木賞を受賞。著書にタイヤ脱落事故と大手自動車メーカーのリコール隠しをテーマにした『空飛ぶタイヤ』、堺雅人主演でテレビドラマされ話題を呼んだ「半沢直樹」シリーズ、足袋製造会社のランニングシューズ開発を描いた『陸王』などがある。
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2018年8月29日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです
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