大ヒット上映中「銀魂2　掟は破るためにこそある」ノベルス版もヒットの予兆［新書ベストセラー］

　8月28日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、新書ノンフィクション第1位は『極上の孤独』が獲得した。第2位は『昭和の怪物　七つの謎』。第3位は『知らなきゃよかった　予測不能時代の新・情報術』となった。

　新書ノベルスランキング第1位は『天使たちの課外活動（6）テオの秘密のレストラン』。2位は『不屈の海（2）グアム沖空母決戦』、3位は『僕のヒーローアカデミア　THE MOVIE　2人の英雄』となった。

　ノベルス4位にランクインしたのは『映画ノベライズ　銀魂2　掟は破るためにこそある』。空知英秋さんの人気コミック「銀魂」の実写映画化第二弾の小説版だ。2017年邦画実写で興行収入1位となった前作に引き続き、監督は福田雄一さん。主演は小栗旬さんに、菅田将暉さん、橋本環奈さん、柳楽優弥さん、三浦春馬さんらの豪華キャストも続投。コミック「銀魂」のエピソード「真選組動乱篇」「将軍接待篇」を基にしたストーリーで銀魂らしく面白くも熱く格好良く、感動的な作品となっている。映画「銀魂2」は公開初週の8月18日19日の映画興行収入ランキングで興収5億2800万円をあげ初登場1位。2週目の25日26日も興収3億7100万円をあげ2位にランクインしている（興行通信社調べ）。

■新書　ノンフィクションランキング

1位『極上の孤独』下重暁子［著］（幻冬舎）

現代では「孤独=悪」だというイメージが強く、たとえば孤独死は「憐れだ」「ああはなりたくない」と一方的に忌み嫌われる。しかし、それは少しおかしくないか。そもそも孤独でいるのは、まわりに自分を合わせるくらいなら一人でいるほうが何倍も愉しく充実しているからで、成熟した人間だけが到達できる境地でもある。「集団の中でほんとうの自分でいることは難しい」「孤独を味わえるのは選ばれし人」「孤独を知らない人に品はない」「素敵な人はみな孤独」等々、一人をこよなく愛する著者が、孤独の効用を語り尽くす。（幻冬舎ウェブサイトより）

2位『昭和の怪物　七つの謎』保阪正康［著］（講談社）

昭和史研究の第一人者が出会った「戦争の目撃者たち」。東條英機、石原莞爾、犬養毅、渡辺和子、瀬島龍三、吉田茂が残した「歴史の闇」に迫る。（同書帯より）

3位『知らなきゃよかった　予測不能時代の新・情報術』池上彰、佐藤優［著］（文藝春秋）

累計70万部の最強コンビが放つ最新作！　プーチン、習近平、エルドアン……独裁がトレンドとなり、「自国ファースト」と「自国ファースト」がぶつかり合い、フェイクニュースと資料改竄がまかり通る現代の世界。知れば知るほど「知らなきゃよかった」と思えることばかり……。知りたくなかった、しかし目を逸らせないリアルな情報と英知がここにある。（文藝春秋ウェブサイトより抜粋）

4位『日本史の内幕　戦国女性の素顔から幕末・近代の謎まで』磯田道史［著］（中央公論新社）

5位『信長はなぜ葬られたのか　世界史の中の本能寺の変』安部龍太郎［著］（幻冬舎）

6位『未来の年表（2）人口減少日本であなたに起きること』河合雅司［著］（講談社）

7位『看る力　アガワ流介護入門』阿川佐和子［著］大塚宣夫［著］（文藝春秋）

8位『日本軍兵士　アジア・太平洋戦争の現実』吉田裕［著］（中央公論新社）

9位『不死身の特攻兵　軍神はなぜ上官に反抗したか』鴻上尚史［著］（講談社）

10位『絶滅の人類史　なぜ「私たち」が生き延びたのか』更科功［著］（NHK出版）

■新書　ノベルスランキング

1位『天使たちの課外活動（6）テオの秘密のレストラン』茅田砂胡［著］（中央公論新社）

2位『不屈の海（2）グアム沖空母決戦』横山信義［著］（中央公論新社）

3位『僕のヒーローアカデミア　THE MOVIE　2人の英雄』誉司アンリ［小説］堀越耕平［原作］（集英社）

4位『映画ノベライズ　銀魂2　掟は破るためにこそある』田中創［小説］空知英秋［原作］福田雄一［脚本］（集英社）

5位『十津川警部　哀愁のミステリー・トレイン』西村京太郎［著］（徳間書店）

6位『ONE PIECE novel A　新世界篇（2）』浜崎達也［小説］尾田栄一郎［原作］（集英社）

7位『僕のヒーローアカデミア（3）　雄英白書』堀越耕平［原作］誉司アンリ［小説］（集英社）

8位『岸辺露伴は戯れない　短編小説集』北國ばらっど、宮本深礼、吉上亮［著］荒木飛呂彦［原作］（集英社）

9位『アルファ王子の陰謀　オメガバース・ハーレム』鈴木あみ［著］（リブレ）

10位『ONE PIECE novel A　スペード海賊団結成篇（1）』尾田栄一郎［原作］ひなたしょう［著］（集英社）

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