名作サイキック・サスペンス『八雲立つ』16年ぶりの続編が刊行開始!「小学生化した主人公の破壊力がすごい」

ニュース

  • シェア
  • ポスト
  • ブックマーク

 9月4日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、コミックス第1位は『七つの大罪(33)』が獲得した。
 第2位は『進撃の巨人(26)』。第3位は『ヴィンランド・サガ(21)』となった。

 少年コミックスが上位を占める中、4位以下で注目は9位にランクインした『八雲立つ 灼(1)』。樹なつみさんの大人気マンガ『八雲立つ』(白泉社)の続編だ。『八雲立つ』は少女漫画雑誌『LaLa』で1992年に連載を開始、2002年に完結。コミックスの売上は累計600万部を超える。日本の古代史を背景に宿命を背負った主人公・布椎闇己と前世からの縁で結ばれた盟友・七地健生が「念」と呼ばれる敵と戦うサイキック・サスペンスの傑作だ。
 続編である『八雲立つ 灼』は闇己の記憶を残したまま魂を受け継いだ小学生の晃己が主人公。前作から引き続き登場の健生とともにふたたび活性化した念に立ち向かう。
 ファンが注目していたのは二人の関係性。続編でも二人の微笑ましいやり取りは変わらず、SNSなどには「16年ぶりに二人に会えたけど変わってなくてうれしい」や「このコンビやっぱり好き」「小学生化した闇己の破壊力がすごい」と喜び声があがっている。

1位『七つの大罪(33)』鈴木央[著](講談社)

闇に彷徨う、煉獄の獣たち。エリザベスに執着し、連れ去ったエスタロッサ。その凶行を阻止すべく、翼持つ者たちは天空へと飛び立つ! 一方、メリオダスの魂を救うため、自ら煉獄に堕ちたバンは、永劫の闇に呑まれ一匹の獣へと変わり果てていた……。魂蝕む異界の地では不死の命運も尽きるのか!? 天地揺るがす聖戦は、予測不能の局面へ──!!(講談社ウェブサイトより)

2位『進撃の巨人(26)』諫山創[著](講談社)

全世界に対してパラディ島の脅威を説くマーレ。そこに現れたのは「平和への反逆者」エレン・イェーガーだった。エレンはマーレの人々をなぎ倒し、軍への大打撃を目論む。エレンと「戦鎚の巨人」の戦いは過熱、そして集結した両国の最大戦力がぶつかり合い……。(講談社ウェブサイトより)

3位『ヴィンランド・サガ(21)』幸村誠[著](講談社)

戦場に到着したトルフィンはグズリーズ救出のためにヨムスボルグに潜入した。そこはトルケルの軍勢とヴァグンが率いたヨーム戦士団が包囲する世界最強の男達が集う場所。そして、父の仇・フローキが支配する要塞。(講談社ウェブサイトより)

4位『アオアシ(14)』小林有吾[著]上野直彦[取材・原案協力](小学館)

5位『アシガール(11)』森本梢子[著](集英社)

6位『テラフォーマーズ(21)』橘賢一[画]貴家悠[原作](集英社)

7位『SLAM DUNK 新装再編版(15)』井上雄彦[著](集英社)

8位『ダイヤのA act2(13)』寺嶋裕二[著](講談社)

9位『八雲立つ 灼(1)』樹なつみ[著](白泉社)

10位『SLAM DUNK 新装再編版(16)』井上雄彦[著](集英社)

〈コミックスランキング 9月4日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2018年9月8日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

  • シェア
  • ポスト
  • ブックマーク