【話題の本】『ポケット版「のび太」という生きかた』横山泰行著

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■コツコツ14年、今夏ブレーク

 「ドラえもん学」で知られる富山大教授(当時、現名誉教授)がビジネス書の単行本で平成16年に出版。14年にわたって読まれ続け、この夏、大ブレークした。

 「ドラえもん」のキャラ、のび太は勉強も運動も苦手で、ぐうたらしているが、〈実は人生の成功者だった!〉と、生き方と夢をかなえる「メソッド」を紹介する。

 出版当初、目立った動きはなかったが、22年に逗子開成中学生徒の読書感想文で注目され、書店員らの後押しで24年までに18万部に。その後、読みやすいポケット版に衣替えし、「課題図書」コーナーでのアピールも定着。27年から毎年夏に4000部、9000部、2万5000部を増刷し、今夏は一気に9万部増刷でベストセラーの上位に入るなど、単行本からの累計は32万部に達した。

 一方、出版元のアスコムは「長く読まれる本として大切に」と“季節商品”から通年展開を強化。担当編集者は「『君たちはどう生きるか』ではないが、生き方を学ぶきっかけや、人工知能(AI)とのつきあい方など、お子さんに読んでほしいエッセンスがつまっている。本が苦手なお子さんも入りやすいはず」と話している。(アスコム・800円+税)

 三保谷浩輝

産経新聞
2018年9月8日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

産経新聞社

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