司馬遼太郎の時代小説『峠』が映画化 役所広司、松たか子、仲代達矢などが出演

映像化

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 司馬遼太郎の時代小説『峠』の映画化が決定、「峠 最後のサムライ」のタイトルで2020年に公開される。

 新聞連載を経て、1968年に刊行された『峠』は、幕末の混乱期に、開明論者であり、封建制度の崩壊を見通しながら、長岡藩の家臣として、新政府軍に対抗する道を選んだ河井継之助を描いた時代小説。

 映画では、主人公の河井継之助役を役所広司が、継之助の妻を松たか子が、継之助に命運を託す先代藩主を仲代達矢が演じるほか、佐々木蔵之介、永山絢斗、芳根京子、東出昌大、吉岡秀隆などが顔を揃える。また、監督・脚本は、黒澤明監督の助監督として数々の名作に携わり、「雨あがる」「阿弥陀堂だより」「蜩ノ記」などを手掛けた小泉堯史が務める。

映画「峠 最後のサムライ」
■原作
司馬遼太郎『峠』(上・中・下、新潮文庫)
■監督・脚本
小泉堯史
■出演
役所広司、松たか子、仲代達矢、田中泯、香川京子、佐々木蔵之介、坂東龍汰、永山絢斗、芳根京子、榎木孝明、渡辺大、矢島健一、山本學、井川比佐志、東出昌大、吉岡秀隆
■公式サイト
http://touge-movie.com/

2018年9月14日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです
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