タイプ別「アホ」への対処法 「世界一受けたい授業」で話題[ビジネス書ベストセラー]

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 9月18日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、ビジネス書第1位は『頭に来てもアホとは戦うな! 人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現する方法』が獲得した。
 第2位は『会社四季報 業界地図 2019年版』。第3位は『できる人は必ず持っている一流の気くばり力』となった。

 1位の『頭に来てもアホとは戦うな! 人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現する方法』は9月8日に放送された日本テレビ系バラエティ番組「世界一受けたい授業」に著者の田村耕太郎さんが出演し話題となった。「わざわざ戦ったり悩んだりする価値のない相手」を「アホ」と定義し、アホのタイプ別の対処法が紹介された。

 ウソやデマを流して陰湿なイジメをたくらむ「工作員型アホ」は騒げば騒ぐほど相手が喜ぶので、無視するのが正しいと伝授。言われたことしかやらない「ロボット型アホ」には自分で動くことを期待せず指示を出してやればいいという。権力を笠に着て理不尽な言動を繰り返す「パワハラ型アホ」には従順なふりをして聞き流すのが正しい対処法だという。

 田村さんは正義感にかられたり、自分のプライドのためにアホと戦うのは時間の無駄だと説く。貴重な時間を「アホ」と戦うのに費やすのではなく、自分のやりたいことに集中すべきだと述べている。同書はSNSでも話題で「アホとのやりとりで熱くなってしまったときに本の内容を思い出して冷静ななれた」などの共感の声が投稿されている。

1位『頭に来てもアホとは戦うな! 人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現する方法』田村耕太郎[著](朝日新聞出版)

社内の人間関係や争いにやきもきするのは、時間とエネルギーの無駄。人間の負の感情にとらわれず、淡々と成果を出す。それがグローバル人材の最低条件だ。人間関係に悩むすべてのサラリーマンにおくる画期的仕事論。(朝日新聞出版ウェブサイトより)

2位『会社四季報 業界地図 2019年版』東洋経済新報社[編](東洋経済新報社)

8年連続売上No.1! 累計150万部突破! 『会社四季報』記者が166業界3990社の今を読み解く。『業界地図』の最新版。(東洋経済新報社ウェブサイトより)

3位『できる人は必ず持っている一流の気くばり力』安田正[著](三笠書房)

「ちょっとしたこと」が、「圧倒的な差」になっていく。評価も、人望も、お金も引き寄せる、“仕事に効く”気くばりの秘訣!(三笠書房ウェブサイトより抜粋)

4位『the four GAFA 四騎士が創り変えた世界』スコット・ギャロウェイ[著]渡会圭子[訳](東洋経済新報社)

5位『学びを結果に変えるアウトプット大全』樺沢紫苑[著](サンクチュアリ出版)

6位『10年後の仕事図鑑』堀江貴文[著]落合陽一[著](SBクリエイティブ)

7位『死ぬこと以外かすり傷』箕輪厚介[著](マガジンハウス)

8位『このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法』北野唯我[著](ダイヤモンド社)

9位『1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術』伊藤羊一[著](SBクリエイティブ)

10位『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』ふろむだ[著](ダイヤモンド社)

〈単行本 ビジネス書ランキング 9月18日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2018年9月22日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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