村上世彰が中・高生に向けて書いた『いま君に伝えたいお金の話』が「大人でも勉強になる」と話題

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 9月25日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、ビジネス書第1位は『頭に来てもアホとは戦うな! 人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現する方法』が獲得した。
 第2位は『会社四季報 業界地図 2019年版』。第3位は『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』となった。

 4位以下で注目は5位にランクインした『いま君に伝えたいお金の話』。「物言う株主」として村上ファンドを率いた村上世彰さんが子どもたちに向けて書いた一冊だ。日本社会に対しコーポレート・ガバナンスという刃を突きつけ衝撃を与えた村上さんだが、現在は財団を運営し非営利団体への援助やクラウドファンディングなどを通じた社会貢献活動を行っている。村上さん自身が講師となり2011年から年に数回子どもたちへ金融教育も行っている。その内容をまとめたのが本書となる。そもそもお金とは何かからお金を増やす方法や使い方、お金とどう向き合えばよいのか、お金のさまざまな面を紹介し、お金について自分の頭で考える方法を説いている。中・高生に向けて書かれた本だが、大人でも勉強になると話題。

1位『頭に来てもアホとは戦うな! 人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現する方法』田村耕太郎[著](朝日新聞出版)

社内の人間関係や争いにやきもきするのは、時間とエネルギーの無駄。人間の負の感情にとらわれず、淡々と成果を出す。それがグローバル人材の最低条件だ。人間関係に悩むすべてのサラリーマンにおくる画期的仕事論。(朝日新聞出版ウェブサイトより)

2位『会社四季報 業界地図 2019年版』東洋経済新報社[編](東洋経済新報社)

8年連続売上No.1! 累計150万部突破! 『会社四季報』記者が166業界3990社の今を読み解く。『業界地図』の最新版。(東洋経済新報社ウェブサイトより)

3位『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』ふろむだ[著](ダイヤモンド社)

ブログ初期から活躍する伝説的な人気ブロガーの第1作は、「なんで、あんな奴が評価されるんだ!?」の謎を明かす「錯覚資産」について解説する心理学読み物。「錯覚資産」とは何か? 成功者ではない人はどのようにすれば「錯覚資産」を利用できるようになるのか? 人気ブロガーならではの刺激満載の文章で解説する。(ダイヤモンド社ウェブサイトより)

4位『学びを結果に変えるアウトプット大全』樺沢紫苑[著](サンクチュアリ出版)

5位『いま君に伝えたいお金の話』村上世彰[著](幻冬舎)

6位『死ぬこと以外かすり傷』箕輪厚介[著](マガジンハウス)

7位『1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術』伊藤羊一[著](SBクリエイティブ)

8位『10年後の仕事図鑑』堀江貴文[著]落合陽一[著](SBクリエイティブ)

9位『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書』西岡壱誠[著](東洋経済新報社)

10位『このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法』北野唯我[著](ダイヤモンド社)

〈単行本 ビジネス書ランキング 9月25日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2018年9月29日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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