三羽省吾『ニート・ニート・ニート』が映画化 安井謙太郎、森田美勇人、山本涼介が出演

映像化

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 三羽省吾の『ニート・ニート・ニート』を原作とした映画が、11月23日から全国公開される。

『ニート・ニート・ニート』は、女性絡みのトラブルでチンピラから追われる無職のレンチにだまされるまま、北海道に向かうことになった失業中のタカシとひきこもりのキノブーが、出会い系で見つけた少女・月子と旅をする青春ドタバタロードノベル。

 映画では、レンチ役をジャニーズJr.の安井謙太郎、キノブー役を森田美勇人、タカシ役を仮面ライダーゴーストに出演していた山本涼介、月子役を灯敦生が演じる。監督は、「夢二 愛のとばしり」「殺る女」などを手掛ける宮野ケイジが務める。

 原作者の三羽省吾は、1968年岡山県生まれ。2002年に『太陽がイッパイいっぱい』で第8回小説新潮長編新人賞を受賞しデビュー。2009年には『太陽がイッパイいっぱい』で第5回酒飲み書店員大賞、2014年には『公園で逢いましょう。』で第7回京都水無月大賞を受賞。著書に『厭世フレーバー』『イレギュラー』『タチコギ』『路地裏ビルヂング』『Junk』『傍らの人』『Y.M.G.A,暴動有資格者』などがある。

2018年10月15日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです
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