宮本輝の自伝的大河小説「流転の海」完結編がベストセラーランキングに初登場 豪華愛蔵版も話題

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 11月6日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、単行本 文芸書第1位は『沈黙のパレード』が獲得した。
 第2位は『下町ロケット ヤタガラス』。第3位は『すぐ死ぬんだから』となった。

 4位以下で注目は6位にランクインした『野の春 流転の海 第九部』。宮本輝さんのライフワーク「流転の海」シリーズの完結編だ。同シリーズは宮本さん自身の父親と家族をモデルにした自伝的大河小説。執筆開始から37年を経て完結した。主人公を筆頭に宿命に翻弄される人々が描かれ、文芸評論家の北上次郎さんは《父と子がいて、男と女がいる。経済があり、政治があり、社会がある。ここには私たちの人生のすべてがある。》と評している。
https://www.bookbang.jp/review/article/559664

 完結を記念し300部限定の愛蔵版も発売された。布装の特装本9冊に、主人公の名台詞が書かれた著者の直筆色紙、「流転の海」連載第一回冒頭の直筆原稿レプリカ、宮本さんが自作について語る肉声を収録したCDの三大付録がついた豪華版となっている。

1位『沈黙のパレード』東野圭吾[著](文藝春秋)

突然行方不明になった町の人気娘・佐織が、数年後に遺体となって発見された。容疑者はかつて草薙が担当した少女殺害事件で無罪となった男。だが今回も証拠不十分で釈放されてしまう。さらにその男が、堂々と遺族たちの前に現れたことで、町全体を「憎悪と義憤」の空気が覆う。かつて、佐織が町中を熱狂させた秋祭りの季節がやってきた。パレード当日、復讐劇はいかにして遂げられたか。殺害方法は?アリバイトリックは?超難問に突き当たった草薙は、アメリカ帰りの湯川に助けを求める。(文藝春秋ウェブサイトより)

2位『下町ロケット ヤタガラス』池井戸潤[著](小学館)

「宇宙から大地」編、ついに激突!! 2018年10月放映、ドラマ「下町ロケット」(TBS日曜劇場)新シリーズの原作小説『下町ロケット ゴースト』に連なる、「宇宙から大地」編、クライマックスへ――!(小学館ウェブサイトより)

3位『すぐ死ぬんだから』内館牧子[著](講談社)

78歳の忍(おし)ハナは夫岩造と東京の麻布で営んでいた酒店を息子雪男に譲り、近所で隠居生活をしている。年を取ることは退化であり、人間60代以上になったら実年齢に見られない努力をするべきだ、という信条を持つハナは美しさと若さを保っており、岩造は「ハナと結婚してよかった」が口癖の穏やかな男だ。雪男の妻由美には不満があるが、娘の苺や孫の雅彦やいづみにも囲まれて幸せな余生を過ごしているハナだったが、ある日岩造が倒れたところから、思わぬ人生の変転が待ち受けていた。人は加齢にどこまで抗えるのか。どうすれば品格のある老後を迎えられるのか。『終わった人』でサラリーマンの定年後の人生に光を当てた著者が放つ新「終活」小説!(講談社ウェブサイトより)

4位『下町ロケット ゴースト』池井戸潤[著](小学館)

5位『コーヒーが冷めないうちに』川口俊和[著](サンマーク出版)

6位『野の春 流転の海 第九部』宮本輝[著](新潮社)

7位『チンギス紀(3)虹暈』北方謙三[著](集英社)

8位『思い出が消えないうちに』川口俊和[著](サンマーク出版)

9位『魔法使いで引きこもり?(3) モフモフと飛び立つ異世界の空』小鳥屋エム[著](KADOKAWA)

10位『転生したら剣でした(6)』棚架ユウ[著](マイクロマガジン社)

〈単行本 文芸書ランキング 11月6日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2018年11月10日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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