電子書籍「文芸カドカワ」(2018年12月号)で、須賀しのぶ、藤井太洋、三羽省吾の連載がスタートした。
須賀しのぶの新連載は幕末の会津を舞台に、運命的に出会い、すれ違い続ける二人を描く「荒城に白百合ありて」。三羽省吾は、遺体損壊事件を追う雑誌記者を主人公に報道の正義と人間の絆を描いたミステリ小説「共犯者」、藤井太洋は、奄美大島最南端に建設される巨大リゾートを舞台にした「第二開国」がスタートした。
そのほか「文芸カドカワ」では、乾ルカによる成長小説「明日の僕に吹く風は」や深緑野分による冒険ファンタジー「この本を盗む者は」、竹本健治による『涙香迷宮』に連なるミステリ長編「狐火の辻」などが掲載されている。
「文芸カドカワ」は、株式会社KADOKAWAが2014年12月に創刊した大人のエンタテインメント小説誌。「BOOK☆WALKER」ほか各電子書店にて発売。最新号は毎月10日配信予定。
http://bunkado.kadokawa.co.jp/
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2018年11月14日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです
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