森見登美彦・最新作 幻の奇書をめぐる冒険ファンタジー『熱帯』が初登場 「王様のブランチ」でも話題

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 11月20日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、単行本 文芸書第1位は『下町ロケット ヤタガラス』が獲得した。
 第2位は『沈黙のパレード』。第3位は『フーガはユーガ』となった。

 4位以下で注目は8位に今週初登場の『熱帯』。森見登美彦さんの最新作。現実と非現実が交差する冒険ファンタジー小説だ。森見さんは11月17日に放送されたTBS系バラエティ「王様のブランチ」に出演。物語の舞台となった京都の吉田神社を案内し、小説の構想方法について語った。『熱帯』のなかには誰も最後まで読んだことがないといわれる幻の奇書「熱帯」が登場し、その本を探し求める作家・森見登美彦も登場する。森見さんは番組で「物語の中に物語がどんどん生まれていくということを徹底してやってみようと考えていた」と今作に込めた思いを語った。番組進行アナウンサーの笹川友里さんは、読んでいると「いま現実なのか非現実なのか、自分のいる場所がわからなくなる。読み手によってきっと感想が全然違いますよね」と複雑な読後感を語った。

1位『下町ロケット ヤタガラス』池井戸潤[著](小学館)

「宇宙から大地」編、ついに激突!! 2018年10月放映、ドラマ「下町ロケット」(TBS日曜劇場)新シリーズの原作小説『下町ロケット ゴースト』に連なる、「宇宙から大地」編、クライマックスへ――!(小学館ウェブサイトより)

2位『沈黙のパレード』東野圭吾[著](文藝春秋)

突然行方不明になった町の人気娘・佐織が、数年後に遺体となって発見された。容疑者はかつて草薙が担当した少女殺害事件で無罪となった男。だが今回も証拠不十分で釈放されてしまう。さらにその男が、堂々と遺族たちの前に現れたことで、町全体を「憎悪と義憤」の空気が覆う。かつて、佐織が町中を熱狂させた秋祭りの季節がやってきた。パレード当日、復讐劇はいかにして遂げられたか。殺害方法は?アリバイトリックは?超難問に突き当たった草薙は、アメリカ帰りの湯川に助けを求める。(文藝春秋ウェブサイトより)

3位『フーガはユーガ』伊坂幸太郎[著](実業之日本社)

伊坂幸太郎1年ぶりの新作長編、誕生。あらすじは秘密、ヒントを少し。 双子/誕生日/瞬間移動 1年ぶりの新作は、ちょっと不思議で、なんだか切ない。(実業之日本社ウェブサイトより)

4位『デスマーチからはじまる異世界狂想曲(15)』愛七ひろ[著](KADOKAWA)

5位『すぐ死ぬんだから』内館牧子[著](講談社)

6位『コーヒーが冷めないうちに』川口俊和[著](サンマーク出版)

7位『転生貴族の異世界冒険録 自重を知らない神々の使徒(4)』夜州[著](一二三書房)

8位『熱帯』森見登美彦[著](文藝春秋)

9位『下町ロケット ゴースト』池井戸潤[著](小学館)

10位『思い出が消えないうちに』川口俊和[著](サンマーク出版)

〈単行本 文芸書ランキング 11月20日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2018年11月24日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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