小泉孝太郎主演でドラマ化された宮部みゆきの人気シリーズ「杉村三郎シリーズ」第5弾が初登場1位

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 12月4日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、単行本 文芸書第1位は『昨日がなければ明日もない』が獲得した。
 第2位は『すぐ死ぬんだから』。第3位は『フーガはユーガ』となった。

 1位の『昨日がなければ明日もない』は宮部みゆきさんの推理小説「杉村三郎シリーズ」の第5弾。広報誌編集者から私立探偵となった主人公が活躍する連作中編集。宮部さんは刊行記念インタビューで主人公の人物造形について《私生活は、いたって普通で幸せな人が、とんでもない犯罪に遭遇し、事件を解決する。私立探偵ものを書くなら、そういう普通の人で書きたいと考えていた》(文藝春秋ウェブサイトより)と語っており、物語はごく普通の男性が身近でちょっとした悪意から起こった出来事に直面する内容となっている。2013年には「名もなき毒」のタイトルでテレビドラマ化。杉村を演じたのは小泉孝太郎さん。第1~3弾の『誰か Somebody』『名もなき毒』『ペテロの葬列』も文春文庫より刊行されており、第4弾である『希望荘』も11月に文庫化されて発売された。人気シリーズを年末年始にまとめて楽しんでみてはいかがだろう。

1位『昨日がなければ明日もない』宮部みゆき[著](文藝春秋)

『希望荘』以来2年ぶりの杉村三郎シリーズ第5弾となります。中篇3本を収録する本書のテーマは、「杉村vs.〝ちょっと困った〟女たち」。自殺未遂をし消息を絶った主婦、訳ありの家庭の訳ありの新婦、自己中なシングルマザーを相手に、杉村が奮闘します。(文藝春秋ウェブサイトより)

2位『すぐ死ぬんだから』内館牧子[著](講談社)

78歳の忍(おし)ハナは夫岩造と東京の麻布で営んでいた酒店を息子雪男に譲り、近所で隠居生活をしている。年を取ることは退化であり、人間60代以上になったら実年齢に見られない努力をするべきだ、という信条を持つハナは美しさと若さを保っており、岩造は「ハナと結婚してよかった」が口癖の穏やかな男だ。雪男の妻由美には不満があるが、娘の苺や孫の雅彦やいづみにも囲まれて幸せな余生を過ごしているハナだったが、ある日岩造が倒れたところから、思わぬ人生の変転が待ち受けていた。人は加齢にどこまで抗えるのか。どうすれば品格のある老後を迎えられるのか。『終わった人』でサラリーマンの定年後の人生に光を当てた著者が放つ新「終活」小説!(講談社ウェブサイトより)

3位『フーガはユーガ』伊坂幸太郎[著](実業之日本社)

伊坂幸太郎1年ぶりの新作長編、誕生。あらすじは秘密、ヒントを少し。双子/誕生日/瞬間移動 1年ぶりの新作は、ちょっと不思議で、なんだか切ない。(実業之日本社ウェブサイトより)

4位『沈黙のパレード』東野圭吾[著](文藝春秋)

5位『下町ロケット ヤタガラス』池井戸潤[著](小学館)

6位『熱帯』森見登美彦[著](文藝春秋)

7位『愉楽にて』林真理子[著](日本経済新聞出版社)

8位『トラペジウム』高山一実[著](KADOKAWA)

9位『神達に拾われた男(5)』Roy[著](ホビージャパン)

10位『コーヒーが冷めないうちに』川口俊和[著](サンマーク出版)

〈単行本 文芸書ランキング 12月4日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2018年12月8日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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