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- 日本史の内幕
- 価格:924円(税込)
12月4日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、新書第1位は『日本が売られる』が獲得した。
第2位は『医者の本音』。第3位は『日本史の新常識』となった。
4位以下で注目は4位にランクインした『日本史の内幕 戦国女性の素顔から幕末・近代の謎まで』。今年のNHK大河ドラマ「西郷どん」の監修も務めた歴史学者の磯田道史さんの歴史エッセイ集だ。西郷隆盛や徳川家康などの歴史上の大人物から庶民の暮らしまで、日本史上の数々の謎に迫った一冊。古文書や史料にしっかりと裏打ちされた説を気軽なトリビア集としても楽しめるのは、磯田さんならではの小気味よい語り口のたまもの。11月30日に発表されたトーハンの2018年年間ベストセラーの新書部門でも2位に輝いている。
■新書 ノンフィクションランキング
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- 日本が売られる
- 価格:946円(税込)
1位『日本が売られる』堤未果[著](幻冬舎)
水と安全はタダ同然、医療と介護は世界トップ。そんな日本に今、とんでもない魔の手が伸びているのを知っているだろうか? 法律が次々と変えられ、米国や中国、EUなどのハゲタカどもが、我々の資産を買いあさっている。水や米、海や森や農地、国民皆保険に公教育に食の安全に個人情報など、日本が誇る貴重な資産に値札がつけられ、叩き売りされているのだ。マスコミが報道しない衝撃の舞台裏と反撃の戦略を、気鋭の国際ジャーナリストが、緻密な現場取材と膨大な資料をもとに暴き出す!(幻冬舎ウェブサイトより)
2位『医者の本音』中山祐次郎[著](SBクリエイティブ)
超高齢社会を迎え、病気と無縁な人はいない。なのに医者のことを私たちは何も知らない! そこで、外科医でありながら医局に所属しない著者に、これまで誰も書けなかったブラックボックスに斬り込む企画!「薬を減らしたいとき、なんといえばいいか?」「袖の下は渡したほうがいいのか?」といった切実な悩みから、「製薬会社からの賄賂は本当にあるのか?」「玉の輿に乗るならねらい目は?」のような下世話な話題まで。「干される覚悟で」包み隠さず、書き尽した話題の書。(SBクリエイティブウェブサイトより)
3位『日本史の新常識』文藝春秋[編][著](文藝春秋)
かつて、鎌倉幕府の成立は「いいくに(1192)つくろう鎌倉幕府」と習いましたが、最近の教科書では「いいはこ(1185)つくろう鎌倉幕府」と教えています。ほかにも近年の研究で、従来の日本史の常識が次々と覆されています。古代、奈良、平安、鎌倉、室町、戦国、江戸、幕末、明治……。日本史の転換点となった出来事や時代をつくった人物について、出口治明、本郷和人、伊東潤、鹿島茂、倉本一宏ら28人の執筆陣が最新の研究成果をもとに新たな論点を提示する一冊です。(文藝春秋ウェブサイトより)
4位『日本史の内幕 戦国女性の素顔から幕末・近代の謎まで』磯田道史[著](中央公論新社)
5位『自分が高齢になるということ』和田秀樹[著](新講社)
6位『定年まで待つな! 一生稼げる逆転のキャリア戦略』成毛眞[著](PHP研究所)
7位『母の教え 10年後の『悩む力』』姜尚中[著](集英社)
8位『考える日本史』本郷和人[著](河出書房新社)
9位『健康長寿の医者が教える 人の名前が出てこなくなったときに読む本』松原英多[著](ロングセラーズ)
10位『アメリカ』橋爪大三郎[著]大澤真幸[著](河出書房新社)
■新書 ノベルスランキング
1位『ポーラの戴冠式 デルフィニア戦記外伝(3)』茅田砂胡[著](中央公論新社)
2位『BLEACH Can’t Fear Your Own World(2)』久保帯人[原作]成田良悟[小説](集英社)
3位『知覧と指宿枕崎線の間』西村京太郎[著](KADOKAWA)
4位『変幻』今野敏[著](講談社)
5位『共鳴発情 オメガバース』岩本薫[著](大洋図書)
6位『倉敷 高梁川の殺意 旅行作家・茶屋次郎の事件簿』梓林太郎[著](祥伝社)
7位『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE 2人の英雄』堀越耕平[原作]誉司アンリ[小説](集英社)
8位『ONE PIECE novel A(1) スペード海賊団結成篇』尾田栄一郎[原作]ひなたしょう[著](集英社)
9位『黄金の狼は永遠の愛を捧ぐ』一文字鈴[著](幻冬舎コミックス発行/幻冬舎発売)
10位『ONE PIECE novel A(2) 新世界篇』尾田栄一郎[原作]浜崎達也[著](集英社)
〈新書 ノンフィクション / 新書 ノベルス ランキング 12月4日トーハン調べ〉
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