電子書籍「文芸カドカワ」(2019年1月号)に、朝比奈あすかの読み切り小説「いつか、ドラゴン」が掲載された。
「いつか、ドラゴン」は、小学生を主人公にした物語。ラジオ体操に毎朝参加し、同じゲームを繰り返す小学6年生の陽太の生活を描く。著者の朝比奈さんは、2006年に『憂鬱なハスビーン』で群像新人文学賞を受賞してデビュー。著書に『憧れの女の子』『不自由な絆』『あの子が欲しい』『天使はここに』『自画像』『少女は花の肌をむく』『人間タワー』『みなさんの爆弾』などがある。
そのほか「文芸カドカワ」では、須賀しのぶによる時代小説「荒城に白百合ありて」や三羽省吾によるサスペンス・ミステリ「共犯者」、藤井太洋によるポリティカル・フィクション「第二開国」などが掲載、赤川次郎によるファミリーミステリ「三世代探偵団2 枯れた花のワルツ」は今号で最終回を迎える。
「文芸カドカワ」は、株式会社KADOKAWAが2014年12月に創刊した大人のエンタテインメント小説誌。「BOOK☆WALKER」ほか各電子書店にて発売。最新号は毎月10日配信予定。
http://bunkado.kadokawa.co.jp/
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2018年12月18日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです
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