世界的ベストセラーとなったミステリー小説「ミレニアム」シリーズの第4作が映画化

映像化

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 スウェーデンのジャーナリスト、ダヴィド・ラーゲルクランツが、故スティーグ・ラーソンによる三部作『ミレニアム』の設定を引き継いで執筆された『ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女(上・下)』を原作とした映画が、2019年1月11日から全国公開される。

『ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女』は、背中にドラゴンのタトゥーを入れた女性・リスベット、雑誌「ミレニアム」の発行責任者のミカエルが活躍する推理小説。本作では人工知能研究の世界的権威であるバルデル教授を中心に、アメリカの国家安全保障局(NSA)や産業スパイが絡む陰謀に挑む。

 映画では、ミカエル役を「ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男」で名テニスプレイヤーのビヨン・ボルグ役を務めたスベリル・グドナソン、リスベット役をテレビドラマ「ザ・クラウン」や映画「ファースト・マン」などで活躍するクレア・フォイが演じる。また、監督は「死霊のはらわた」「ドント・ブリーズ」を手掛けるフェデ・アルバレスが務める。

 スウェーデンの作家スティーグ・ラーソンによる『ミレニアム』は、背中にドラゴンのタトゥーを入れた女性・リスベット・サランデルと、雑誌「ミレニアム」の発行責任者でジャーナリストのミカエル・ブルムクヴィストを中心に、事件や陰謀に挑む推理小説。ジャーナリストであったラーソンがパートナーのエヴァ・ガブリエルソンと執筆した処女小説が、本国スウェーデンでベストセラーとなり、30カ国以上で翻訳、全世界で800万部以上を売り上げている。「ドラゴン・タトゥーの女」「火と戯れる女」「眠れる女と狂卓の騎士」の三部作が刊行されているほか、三部作の設定を引き継いで執筆されたダヴィド ラーゲルクランツによる第4部『蛛の巣を払う女』と第5部『復讐の炎を吐く女』が刊行されている。

2018年12月19日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです
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