森友スクープ記者の内部告発本『安倍官邸vs.NHK』 NHKの反論後に売上アップ

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 12月26日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、単行本 ノンフィクション・教養書他第1位は『日本国紀』が獲得した。
 第2位は『新・人間革命(30)(下)』。第3位は『安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由』となった。

 3位の『安倍官邸vs.NHK』は元NHKの記者がNHKの内部事情を明かした一冊。著者の相澤冬樹さんは2017年に大きく報道された森友問題を追いかけ続けてきたが、NHK内部では政権への忖度が働き続けていたと綴る。NHK内部では上層部からの命令で記者たちの原稿が書き直させられることや、報道順を下げ目立たないようにするなどの様々な手段で政権への忖度がなされてきたことが当事者の言葉でリアルに綴られている。同書が発売された約一週間後の今月19日にはNHKの編成局計画管理部長が「虚偽の記述が随所に見られる」(朝日新聞報道より)と反論し話題となっている。この反論が報道されたことで同書にもさらに注目が集まり、先週5位よりランクアップで今回の順位となった。

1位『日本国紀』百田尚樹[著](幻冬舎)

私たちは何者なのか――。神話とともに誕生し、万世一系の天皇を中心に、独自の発展を遂げてきた、私たちの国・日本。本書は、2000年以上にわたる国民の歴史と激動にみちた国家の変遷を「一本の線」でつないだ、壮大なる叙事詩である! 当代一のストーリーテラーが、平成最後の年に送り出す、日本通史の決定版!(幻冬舎ウェブサイトより)

2位『新・人間革命(30)(下)』池田大作[著](聖教新聞社)

3位『安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由』相澤冬樹[著](文藝春秋)

なぜ放送されないんだ! 政権を揺るがす「森友事件」の報道の最前線で活躍したNHKのエース記者が突如退職した。何があったのか? 著者は「森友事件」の発覚当初から事件を追い続けたNHK大阪放送局の司法担当キャップだった。次々に特ダネをつかむも、書いた原稿は「安倍官邸とのつながり」を薄めるように書き換えられていく。NHKでも検察でも東京vs.大阪のせめぎ合いが続く中、ついに著者は記者職からの異動を命じられた。記者であり続けるために職を辞した著者が、事件の核心、取材の裏側、そして歪められる報道の現在を赤裸々に明かす、渾身のノンフィクション。(文藝春秋ウェブサイトより)

4位『漫画 君たちはどう生きるか』吉野源三郎[原作]羽賀翔一[画](マガジンハウス)

5位『このミステリーがすごい! 2019年版』『このミステリーがすごい!』編集部[編](宝島社)

6位『青銅の法 人類のルーツに目覚め、愛に生きる』大川隆法[著](幸福の科学出版)

7位『冥界からの電話』佐藤愛子[著](新潮社)

8位『誰かを幸せにするために 大人の流儀(8)』伊集院静[著](講談社)

9位『りえさん手帖 ホントにやせた編』西原理恵子[著](毎日新聞出版)

10位『大家さんと僕』矢部太郎[著](新潮社)

〈単行本 ノンフィクション・教養書他ランキング 12月26日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2018年12月29日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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