年末年始に売れた本 18年話題の一冊が続々ランクイン

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 1月8日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、単行本 文芸書第1位は『すぐ死ぬんだから』が獲得した。
 第2位は『沈黙のパレード』。第3位は『府中三億円事件を計画・実行したのは私です。』となった。

 今週の週刊ベストセラーは2019年最初の発表。2018年の年末に売れた書籍が多数ランクインしている。9位の『かがみの孤城』は2018年本屋大賞を受賞しトーハン調べの2018年年間ベストセラーでは文芸書部門の2位にランクインしている。同じく今週4位の『コーヒーが冷めないうちに』は年間文芸書部門3位に。今週8位の『下町ロケット ヤタガラス』も年間4位にランクインしている。年末年始は書店でもメディアでも一年を振り返る特集が多数組まれるため18年を代表する書籍に再度注目が集まったかたちとなった。

 また18年~19年ならではの書籍が以下の二冊。3位の『府中三億円事件を計画・実行したのは私です。』は題材となる事件の発生から18年末でちょうど50年が経過。また平成が終りを迎える年の芥川賞にノミネートされた『平成くん、さようなら』も注目を集めている。

1位『すぐ死ぬんだから』内館牧子[著](講談社)

78歳の忍(おし)ハナは夫岩造と東京の麻布で営んでいた酒店を息子雪男に譲り、近所で隠居生活をしている。年を取ることは退化であり、人間60代以上になったら実年齢に見られない努力をするべきだ、という信条を持つハナは美しさと若さを保っており、岩造は「ハナと結婚してよかった」が口癖の穏やかな男だ。雪男の妻由美には不満があるが、娘の苺や孫の雅彦やいづみにも囲まれて幸せな余生を過ごしているハナだったが、ある日岩造が倒れたところから、思わぬ人生の変転が待ち受けていた。人は加齢にどこまで抗えるのか。どうすれば品格のある老後を迎えられるのか。『終わった人』でサラリーマンの定年後の人生に光を当てた著者が放つ新「終活」小説!(講談社ウェブサイトより)

2位『沈黙のパレード』東野圭吾[著](文藝春秋)

突然行方不明になった町の人気娘・佐織が、数年後に遺体となって発見された。容疑者はかつて草薙が担当した少女殺害事件で無罪となった男。だが今回も証拠不十分で釈放されてしまう。さらにその男が、堂々と遺族たちの前に現れたことで、町全体を「憎悪と義憤」の空気が覆う。かつて、佐織が町中を熱狂させた秋祭りの季節がやってきた。パレード当日、復讐劇はいかにして遂げられたか。殺害方法は?アリバイトリックは?超難問に突き当たった草薙は、アメリカ帰りの湯川に助けを求める。(文藝春秋ウェブサイトより)

3位『府中三億円事件を計画・実行したのは私です。』白田[著](ポプラ社)

1968年12月10日に発生した「府中三億円事件」。未解決のまま時効を迎えたこの事件が2018年でちょうど50年を迎える。そして今年8月、突如「小説家になろう」に投稿された小説によってネット上は騒然となった。日本中を騒がせた話題の小説、刊行!(ポプラ社ウェブサイトより)

4位『コーヒーが冷めないうちに』川口俊和[著](サンマーク出版)

5位『昨日がなければ明日もない』宮部みゆき[著](文藝春秋)

6位『フーガはユーガ』伊坂幸太郎[著](実業之日本社)

7位『平成くん、さようなら』古市憲寿[著](文藝春秋)

8位『下町ロケット ヤタガラス』池井戸潤[著](小学館)

9位『かがみの孤城』辻村深月[著](ポプラ社)

10位『トラペジウム』高山一実[著](KADOKAWA)

〈単行本 文芸書ランキング 1月8日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2019年1月12日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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