巨匠・大沢在昌の生原稿が手に入るチャンス 連載9年に及んだ超大作がついに刊行

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 1月16日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、単行本 文芸書第1位は『すぐ死ぬんだから』が獲得した。
 第2位は『蜘蛛ですが、なにか?(10)』。第3位は『沈黙のパレード』となった。

 4位以下で注目は6位にランクインした『帰去来』。大沢在昌さんが小説トリッパー(朝日新聞出版)で2009年から連載を続けていた作品がついに刊行。日本のハードボイルド小説を牽引してきた大沢さんの作家生活40週年を記念する作品の第一弾。現代の女刑事がパラレルワールドの日本にタイムトリップする異色の一作となっている。

 朝日新聞出版では刊行を記念し、『帰去来』の生原稿などがもらえるキャンペーンを実施中。巨匠がシャープペンシル一本でかきあげた作品の、生の原稿用紙そのものが手に入る機会は非常に稀だ。さらに本になるまえのゲラや大沢さんからのメッセージも届く太っ腹な企画。気になる方は特設サイトをチェックしてみよう。
https://publications.asahi.com/kikyorai/

1位『すぐ死ぬんだから』内館牧子[著](講談社)

78歳の忍(おし)ハナは夫岩造と東京の麻布で営んでいた酒店を息子雪男に譲り、近所で隠居生活をしている。年を取ることは退化であり、人間60代以上になったら実年齢に見られない努力をするべきだ、という信条を持つハナは美しさと若さを保っており、岩造は「ハナと結婚してよかった」が口癖の穏やかな男だ。雪男の妻由美には不満があるが、娘の苺や孫の雅彦やいづみにも囲まれて幸せな余生を過ごしているハナだったが、ある日岩造が倒れたところから、思わぬ人生の変転が待ち受けていた。人は加齢にどこまで抗えるのか。どうすれば品格のある老後を迎えられるのか。『終わった人』でサラリーマンの定年後の人生に光を当てた著者が放つ新「終活」小説!(講談社ウェブサイトより)

2位『蜘蛛ですが、なにか?(10)』馬場翁[著](KADOKAWA)

偵察蜘蛛たちを世界中に解き放ってみたら情報が集まるわ集まるわ……お、反乱を目論む魔族ども発見! 人族との戦争も控えてるし、面倒事は先に排除すべし。ってことで、新・魔王軍結成へ向け粛正をおこないまーす!(KADOKAWAウェブサイトより)

3位『沈黙のパレード』東野圭吾[著](文藝春秋)

突然行方不明になった町の人気娘・佐織が、数年後に遺体となって発見された。容疑者はかつて草薙が担当した少女殺害事件で無罪となった男。だが今回も証拠不十分で釈放されてしまう。さらにその男が、堂々と遺族たちの前に現れたことで、町全体を「憎悪と義憤」の空気が覆う。かつて、佐織が町中を熱狂させた秋祭りの季節がやってきた。パレード当日、復讐劇はいかにして遂げられたか。殺害方法は? アリバイトリックは? 超難問に突き当たった草薙は、アメリカ帰りの湯川に助けを求める。(文藝春秋ウェブサイトより)

4位『トラペジウム』高山一実[著](KADOKAWA)

5位『府中三億円事件を計画・実行したのは私です。』白田[著](ポプラ社)

6位『帰去来』大沢在昌[著](朝日新聞出版)

7位『本と鍵の季節』米澤穂信[著](集英社)

8位『昨日がなければ明日もない』宮部みゆき[著](文藝春秋)

9位『フーガはユーガ』伊坂幸太郎[著](実業之日本社)

10位『下町ロケット ヤタガラス』池井戸潤[著](小学館)

〈単行本 文芸書ランキング 1月16日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2019年1月19日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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