ビジネスリーダー1万人が選ぶ「TOPPOINT大賞(下半期)」が決定 大賞は『the four GAFA 四騎士が創り変えた世界』

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 ビジネスリーダー1万人が選ぶ、第29回「TOPPOINT大賞」(2018年下半期)が発表され、スコット・ギャロウェイさんの『the four GAFA 四騎士が創り変えた世界』(東洋経済新報社)が大賞に選ばれた。

『the four GAFA 四騎士が創り変えた世界』は、世界で最も影響力がある企業、グーグル(G)、アップル(A)、フェイスブック(F)、アマゾン(A)の強さの秘密と、4社が世界にもたらす脅威について明らかにした一冊。

 著者のスコット・ギャロウェイさんは、ニューヨーク大学スターン経営大学院教授。MBAコースでブランド戦略とデジタルマーケティングを教える。連続起業家(シリアル・アントレプレナー)としてL2、Red Envelope、Prophetなど9つの会社を起業。ニューヨーク・タイムズ、ゲートウェイ・コンピュータなどの役員も歴任。2012年に『イノベーションのジレンマ』著者・クレイトン・クリステンセンや『ライフ・シフト』著者・リンダ・グラットンらとともに「世界最高のビジネススクール教授50人」に選出されている。

 2位はビジネス書大賞2018準大賞受賞作『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』の著者が、ある種の行動様式・思考様式を持った「特定の人物像」について論じた『劣化するオッサン社会の処方箋』(光文社)。3位は世界最大の政治リスク専門コンサルティング会社「ユーラシア・グループ」の社長が、世界で渦巻く数々の不安と怒り、争いの原因を分析した『対立の世紀』(日本経済新聞出版社)となった。

「TOPPOINT大賞」は、ビジネス書情報誌『TOPPOINT』が半年間で紹介した書籍60冊のなかから、読者アンケートによって決定される。1位3点、2位2点、3位1点として集計し、総得点1位の書籍を「TOPPOINT大賞」として選定。併せて、得点順に上位10冊を選出する。
http://www.toppoint.jp/best_book_question/result

 2018年下半期「TOPPOINT大賞」およびベスト10冊は以下の通り。

大賞 『the four GAFA 四騎士が創り変えた世界』スコット・ギャロウェイ[著]東洋経済新報社
2位 『劣化するオッサン社会の処方箋』山口周[著]光文社
3位 『対立の世紀』イアン・ブレマー[著]日本経済新聞出版社
4位 『遊ぶ鉄工所』山本昌作[著]ダイヤモンド社
5位 『未来の年表2』河合雅司[著]講談社
6位 『日本人として知っておきたい世界史の教訓』中西輝政[著]育鵬社
7位 『世界でいちばん働きがいのある会社』マイケル C.ブッシュ&GPTW調査チーム[著]日経BP社
8位 『〔エッセンシャル版〕行動経済学』ミシェル・バデリー[著]早川書房
9位 『新世界秩序』ジャック・アタリ[著]作品社
10位 『逃げられない世代』宇佐美典也[著]新潮社

Book Bang編集部
2019年1月28日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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