にわかに「承久の乱」ブーム? 同テーマの新書が2冊ランクイン NHKでも特集[新書ベストセラー]

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左から『承久の乱 日本史のターニングポイント』、『承久の乱 真の「武者の世」を告げる大乱』

 1月29日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、新書第1位は『一切なりゆき 樹木希林のことば』が獲得した。
 第2位は『もっと言ってはいけない』。第3位は『妻のトリセツ』となった。

 4位以下で注目は5位の『承久の乱 日本史のターニングポイント』と8位の『承久の乱 真の「武者の世」を告げる大乱』。奇しくも鎌倉時代の初期に起こった「承久の乱」を扱った新書が二冊同時にランクイン。どちらも朝廷と武家の争いであるこの乱を歴史上の重要地点と捉え、その意味や背景を解説している。『応仁の乱 戦国時代を生んだ大乱』呉座勇一[著]で一見地味な「乱」に光を当て歴史書ブームを巻き起こした中公新書と話題の著者に強い文春新書の一騎打ちということでも注目が集まっている。

 1月24日に放送されたNHK BSプレミアの番組「英雄たちの選択」でも承久の乱が取り上げられどちらの書籍も売れ行きは好調。ちなみに番組には文春版『承久の乱 日本史のターニングポイント』の著者・本郷和人さんが出演していた。

■新書 ノンフィクションランキング

1位『一切なりゆき 樹木希林のことば』樹木希林[著](文藝春秋)

芝居の達人、人生の達人 今年、惜しくも世を去った名女優が語り尽くした生と死、演技、男と女。それはユーモアと洞察に満ちた樹木流生き方のエッセンスです。(文藝春秋ウェブサイトより)

2位『もっと言ってはいけない』橘玲[著](新潮社)

この社会は残酷で不愉快な真実に満ちている。「日本人の3人に1人は日本語が読めない」「日本人は世界一”自己家畜化”された民族」「学力、年収、老後の生活まで遺伝が影響する」「男は極端、女は平均を好む」「言語が乏しいと保守化する」「日本が華僑に侵されない真相」「東アジアにうつ病が多い理由」「現代で幸福を感じにくい訳」……人気作家がタブーを明かしたベストセラー『言ってはいけない』がパワーアップして帰還!(新潮社ウェブサイトより)

3位『妻のトリセツ』黒川伊保子[編著](講談社)

理不尽な妻との上手な付き合い方とは。女性脳の仕組みを知って戦略を立てよう! 妻が怖いという夫が増えている。ひとこと言えば10倍返し。ついでに10年前のことまで蒸し返す。いつも不機嫌で、理由もなく突然怒り出す。人格を否定するような言葉をぶつけてくる。夫は怒りの弾丸に撃たれつづけ、抗う気さえ失ってしまう。
夫からすれば甚だ危険で、理不尽な妻の怒りだが、実はこれ、夫とのきずなを求める気持ちの強さゆえなのである(俄には信じ難いが)。本書は、脳科学の立場から女性脳の仕組みを前提に妻の不機嫌や怒りの理由を解説し、夫側からの対策をまとめた、妻の取扱説明書である。「妻が怖い」「妻の顔色ばかりうかがってしまう」「妻から逃げたい」という世の夫たちが、家庭に平穏を取り戻すために必読の一冊でもある。(講談社ウェブサイトより)

4位『国家と教養』藤原正彦[著](新潮社)

5位『承久の乱 日本史のターニングポイント』本郷和人[著](文藝春秋)

6位『医者の本音』中山祐次郎[著](SBクリエイティブ)

7位『お金の流れで読む 日本と世界の未来 世界的投資家は予見する』ジム・ロジャーズ[著]大野和基[訳](PHP研究所)

8位『承久の乱 真の「武者の世」を告げる大乱』坂井孝一[著](中央公論新社)

9位『日本進化論』落合陽一[著](SBクリエイティブ)

10位『「さみしさ」の研究』ビートたけし[著](小学館)

■新書 ノベルスランキング

1位『富山地方鉄道殺人事件』西村京太郎[著](新潮社)

2位『約束のネバーランド ママたちの追想曲』白井カイウ[原作]七緒[小説]出水ぽすか[作画](集英社)

3位『白魔のクリスマス 薬師寺涼子の怪奇事件簿』田中芳樹[著](祥伝社)

4位『約束のネバーランド ノーマンからの手紙』白井カイウ[原作]七緒[小説]出水ぽすか[作画](集英社)

5位『十津川警部 怒りと悲しみのしなの鉄道』西村京太郎[著](実業之日本社)

6位『夜明けまで眠らない』大沢在昌[著](双葉社)

7位『かぐや様は告らせたい 小説版 秀知院学園七不思議』赤坂アカ[原作]羊山十一郎[著](集英社)

8位『ハイキュー!! ショーセツバン!!(10)』古舘春一[原作]星希代子[小説](集英社)

9位『劇場版 ドラゴンボール超 ブロリー』鳥山明[原作]日下部匡俊[著](集英社)

10位『ポーラの戴冠式 デルフィニア戦記外伝(3)』茅田砂胡[著](中央公論新社)

〈新書 ノンフィクション / 新書 ノベルス ランキング 1月29日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2019年2月2日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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