上半期ビジネス書1位は『メモの魔力』著者・前田裕二さんの半生も話題[ビジネス書ベストセラー]
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- メモの魔力 The Magic of Memos
- 価格:1,540円(税込)
6月4日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、ビジネス書第1位は『メモの魔力 The Magic of Memos』が獲得した。
第2位は『FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』。第3位は『父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。』となった。
1位の『メモの魔力』は5月31日に発表された2019年上半期ベストセラー(トーハン調べ)でもビジネス書部門で1位(総合9位)を獲得している。著者の前田裕二さんはSHOWROOM株式会社の代表取締役社長。前田さんは5月25日に放送された「メレンゲの気持ち」(日本テレビ系)に出演。自身の半生を振り返りながら、不遇だった幼少期に弾き語りでお金を稼いでいたことを語り、司会の久本雅美さんを涙ぐませた。ライブ配信アプリ「SHOWROOM」はその経験をもとに開発されたという。
1位『メモの魔力 The Magic of Memos』前田裕二[著](幻冬舎)
いま最も注目される起業家・前田裕二による渾身のメモ術!(幻冬舎ウェブサイトより)
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- FACTFULNESS(ファクトフルネス)
- 価格:1,980円(税込)
2位『FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』ハンス・ロスリング、オーラ・ロスリング、アンナ・ロスリング・ロンランド[著](日経BP社)
教育、貧困、環境、エネルギー、医療、人口問題などをテーマに、世界の正しい見方をわかりやすく紹介 本書では世界の本当の姿を知るために、教育、貧困、環境、エネルギー、人口など幅広い分野を取り上げている。いずれも最新の統計データを紹介しながら、世界の正しい見方を紹介している。これらのテーマは一見、難しくて遠い話に思えるかもしれない。でも、大丈夫。著者のハンス・ロスリング氏の説明は面白くてわかりやすいと評判だ。その証拠に、彼のTEDトークの動画は、累計3500万回も再生されている。また、本書では数式はひとつも出てこない。「GDP」より難しい経済用語は出てこないし、「平均」より難しい統計用語も出てこない。誰にでも、直感的に内容を理解できるように書かれている。(日経BPウェブサイトより抜粋)
3位『父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。』ヤニス・バルファキス[著]関美和[訳](ダイヤモンド社)
十代の娘の「なぜ、世の中にはこんなに格差があるの?」というシンプルな質問をきっかけに、元ギリシャ財務大臣の父が経済の仕組みを語る。「宗教」や「文学」「SF映画」など多彩な切り口で、1万年以上の歴史を一気に見通し、「農業の発明」や「産業革命」から「仮想通貨」「AI革命」までその本質を鮮やかに説く。(ダイヤモンド社ウェブサイトより)
4位『日本国勢図会 2019/20』公益財団法人矢野恒太記念会[編](矢野恒太記念会)
5位『一つの事に魂を売れ! ブチ抜く力』与沢翼[著](扶桑社)
6位『東大の先生! 文系の私に超わかりやすく数学を教えてください!』西成活裕[著](かんき出版)
7位『ポケット版「のび太」という生きかた』横山泰行[著](アスコム)
8位『人を動かす 文庫版』D・カーネギー[著]山口博[訳](創元社)
9位『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』岸見一郎[著]古賀史健[著](ダイヤモンド社)
10位『最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法』DaiGo[著](学研)
〈単行本 ビジネス書ランキング 6月4日トーハン調べ〉
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