伊坂幸太郎、宮部みゆき、道尾秀介 人気ミステリ作家の新作が続々刊行[文芸書ベストセラー]

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 7月17日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、単行本 文芸書第1位は『希望の糸』が獲得した。
 第2位は『ノーサイド・ゲーム』。第3位は『クジラアタマの王様』となった。

 今週は3位の『クジラアタマの王様』伊坂幸太郎[著]、5位の『さよならの儀式』宮部みゆき[著]、7位の『いけない』道尾秀介[著]と人気ミステリ作家の新作が続々とランクイン。ただし宮部さんの『さよならの儀式』は宮部さん初のSF小説集。道尾さんの『いけない』は謎解きが読者に委ねられた意欲的な連作短編集。9位の『平場の月』は第161回直木賞にノミネートされていたが、惜しくも受賞を逃している。

1位『希望の糸』東野圭吾[著](講談社)

東野圭吾の最新長編書き下ろしは、「家族」の物語。「死んだ人のことなんか知らない。あたしは、誰かの代わりに生まれてきたんじゃない」ある殺人事件で絡み合う、容疑者そして若き刑事の苦悩。どうしたら、本当の家族になれるのだろうか。閑静な住宅街で小さな喫茶店を営む女性が殺された。捜査線上に浮上した常連客だったひとりの男性。災害で二人の子供を失った彼は、深い悩みを抱えていた。容疑者たちの複雑な運命に、若き刑事が挑む。(講談社ウェブサイトより)

2位『ノーサイド・ゲーム』池井戸潤[著](ダイヤモンド社)

池井戸潤最新作! 2019年7月放映、ドラマ「ノーサイド・ゲーム」(TBS日曜劇場)の原作。経営戦略室から左遷された男が挑む??。低迷ラグビー部を“経済的に”立て直せ!(ダイヤモンド社ウェブサイトより)

3位『クジラアタマの王様』伊坂幸太郎[著](NHK出版)

巧みな仕掛けとエンターテインメントの王道を貫いたストーリーによって、伊坂幸太郎の小説が新たな魅力を放ったノンストップ活劇エンターテインメント。異物混入、政治家、アイドル、人々の集まる広場、巨獣、投げる矢、動かない鳥――。伊坂幸太郎の神髄がここに。(NHK出版ウェブサイトより)

4位『蜘蛛ですが、なにか?(11)』馬場翁[著](KADOKAWA)

5位『さよならの儀式』宮部みゆき[著](河出書房新社)

6位『そして、バトンは渡された』瀬尾まいこ[著](文藝春秋)

7位『いけない』道尾秀介[著](文藝春秋)

8位『最強の鑑定士って誰のこと? 満腹ごはんで異世界生活(7)』港瀬つかさ[著](KADOKAWA)

9位『平場の月』朝倉かすみ[著](光文社)

10位『世界最強の後衛 迷宮国の新人探索者(5)』とーわ[著](KADOKAWA)

〈単行本 文芸書ランキング 7月17日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2019年7月20日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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