『新聞という病』平成時代に信頼を失った新聞各紙を辛辣に批評[新書ベストセラー]

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 7月23日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、新書第1位は『一切なりゆき 樹木希林のことば』が獲得した。
 第2位は『人間の本性』。第3位は『新聞という病』となった。

 3位の『新聞という病』はジャーナリスト・作家の門田隆将さんが朝日、毎日、読売、産経等新聞各紙を読み比べ、「病んでいる新聞」を辛辣に批評した一冊。各種問題を新聞がどう報じてきたか丁寧に検証し、令和の時代の報道のあるべき姿を提言する。産経新聞出版Twitterによると同書は新聞広告を出し続け8万部を突破したという。なんとも皮肉な現象だ。7位にランクインした東京新聞社会部記者・望月衣塑子さんの著書『新聞記者』と読み比べるのも面白い。

■新書 ノンフィクションランキング

1位『一切なりゆき 樹木希林のことば』樹木希林[著](文藝春秋)

芝居の達人、人生の達人 今年、惜しくも世を去った名女優が語り尽くした生と死、演技、男と女。それはユーモアと洞察に満ちた樹木流生き方のエッセンスです。(文藝春秋ウェブサイトより)

2位『人間の本性』丹羽宇一郎[著](幻冬舎)

コンピュータやAIは目まぐるしく進化しているが、それらをコントロールする人間ははたして進化しているといえるだろうか。年を重ねても人を妬んだり恨んだりと自己中心的な他人を見て落胆しつつ、同様に成長していない自分に愕然とする。このような人間の心のあり方は時代が変わっても普遍的なテーマであることに変わりはなく、だからこそ古今東西の哲学者が「人間とは何か」を探求し続けているのだ。この深遠な問いと人間の生き方について伊藤忠商事前会長、元中国大使で稀代の読書家でもある著者が、その豊富な人生経験から考察した一冊。(幻冬舎ウェブサイトより)

3位『新聞という病』門田隆将[著](産経新聞出版)

ジャーナリズムの王として長く君臨した日本の新聞は、なぜ今、「国民の敵」となってしまったのだろうか。中国や韓国を持ち上げ、ひたすら彼らを利する新聞は、日本に天文学的数字の損害を与え、国益を毀損しつづけている(中略)令和の時代、どう新聞と向き合うべきなのか、目から鱗の具体論! 朝日新聞を謝罪に追い込んだ気鋭のジャーナリストが「生き残る情報」、「死ぬ報道」を喝破する。(産経新聞出版ウェブサイトより)

4位『未来の地図帳 人口減少日本で各地に起きること』河合雅司[著](講談社)

5位『キレる! 脳科学から見た「メカニズム」「対処法」「活用術」』中野信子[著](小学館)

6位『実行力 結果を出す「仕組み」の作りかた』橋下 徹[著](PHP研究所)

7位『新聞記者』望月衣塑子[著](KADOKAWA)

8位『知らないと恥をかく 世界の大問題(10) 転機を迎える世界と日本』池上 彰[著](KADOKAWA)

9位『妻のトリセツ』黒川伊保子[編著](講談社)

10位『政治を選ぶ力』橋下 徹[著]三浦瑠麗[著](文藝春秋)

■新書 ノベルスランキング

1位『鬼滅の刃 しあわせの花』吾峠呼世晴[原作]矢島 綾[著](集英社)

2位『約束のネバーランド ママたちの追想曲』白井カイウ[原作]七緒[小説]出水ぽすか[作画](集英社)

3位『約束のネバーランド ノーマンからの手紙』白井カイウ[原作]七緒[小説]出水ぽすか[作画](集英社)

4位『僕のヒーローアカデミア 雄英白書 祭』堀越耕平[原作]誉司アンリ[著](集英社)

5位『十津川警部 追憶のミステリー・ルート』西村京太郎[著](徳間書店)

6位『異戦関ヶ原(4) 鎮西の闘神』中里融司[著](電波社)

7位『技術要塞戦艦大和』林 譲治[著](経済界)

8位『NARUTO-ナルト- カカシ烈伝  六代目火影と落ちこぼれの少年』江坂 純[著]岸本斉史[原作](集英社)

9位『かぐや様は告らせたい 小説版 秀知院学園七不思議』赤坂アカ[原作]羊山十一郎[著](集英社)

10位『呪術廻戦 逝く夏と還る秋』芥見下々[原作]北國ばらっど[著](集英社)

〈新書 ノンフィクション / 新書 ノベルス ランキング 7月23日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2019年7月27日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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