「進撃の巨人」最新巻が発売 クラウドファンディングで作者が町興しに貢献[コミックスベストセラー]

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 8月14日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、コミックス第1位は『進撃の巨人(29)
進撃の巨人(29) 特装版』が獲得した。
 第2位は『約束のネバーランド(15)』。第3位は『僕のヒーローアカデミア(24)』となった。

 1位の『進撃の巨人(29)』は累計8000万部を超える大ヒット漫画の最新巻。鮮烈なアクションシーンに加え、謎が謎を呼ぶ展開で大人気となりアニメや小説、映画と多面的なヒットをみせている。29巻と同時発売の特装版は短編小説27編が収録された小冊子付き。

 また8月7日には作者の諫山創さんの故郷、大分県日田市大山町の町興しを意図したクラウドファンディングがはじまった。大山町の大山ダムに主人公3人の等身大銅像を設置し、単行本1巻で展開した超大型巨人との遭遇を再現する企画だ。支援者へのリターンに複製原画や除幕式の招待券、スペシャルサイン会への招待などを用意し開催したところ、初日で目標金額の1400万円を突破した。16日現在支援総額は2100万円を超え、ファンからの大きな期待が目に見えた結果となっている。故郷への思いを様々な場所で吐露してきた諫山さんにとっても、地域活性化を願う地元の人たちにとっても喜ばしい結果となった。支援受付は10月16日まで。
https://camp-fire.jp/projects/view/175580

1位『進撃の巨人(29)』諫山創[著](講談社)(特装版含む)

「地鳴らし」を発動させるべく、ついに兵団に刃を向けた「イェーガー派」。彼らはザックレー総統を殺害し、兵団の要人を拘束。ジークのもとへ向かう。一方ジークを見張るリヴァイは、死闘の末に再びジークを捕らえる。そこで明かされるジークの真の計画とは……。(講談社ウェブサイトより)

2位『約束のネバーランド(15)』出水ぽすか[漫画]白井カイウ[原作](集英社)

食用児の自由の為に鬼社会崩壊を企む計画が進む中、エマは復讐を望む人間の心の闇に触れた。それに対し彼女は人も鬼も傷付かない道を模索するのだが…!? 永遠の子供達よ、絶望に立ち向かえ! 衝撃の脱獄ファンタジー!!(集英社ウェブサイトより)

3位『僕のヒーローアカデミア(24)』堀越耕平[著](集英社)

待ってろよ義爛、今助ける! (もう死んでるよ)うるせぇ! ここだけが…連合の皆だけが、俺の居場所なんだ! (俺が本物の俺だよ)違う…違う…俺は絶対に仲間を殺さねぇ! 覚悟しろよ異能解放軍! “Plus Ultra”!!(集英社ウェブサイトより)

4位『るろうに剣心 明治剣客浪漫譚・北海道編(3)』和月伸宏[著]黒碕薫[ストーリー協力](集英社)

5位『MIX(15)』あだち充[著](小学館)

6位『ドラゴンボール超(10)』鳥山明[原作]とよたろう[著](集英社)

7位『銀魂(77)』空知英秋[著](集英社)

8位『終末のハーレム(9)』宵野コタロー[漫画]LINK[原作](集英社)

9位『ONE PIECE(93)』尾田栄一郎[著](集英社)

10位『センゴク権兵衛(16)』宮下英樹[著](講談社)

〈コミックスランキング 8月14日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2019年8月17日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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