料理、洗濯、掃除以外の「名もなき家事」とは? 「あさイチ」でも話題

ニュース

  • シェア
  • ポスト
  • ブックマーク

 10月16日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、単行本 ノンフィクション・教養書他第1位は『ひとりで生きる 大人の流儀(9)』が獲得した。
 第2位は『大家さんと僕 これから』。第3位は『潜行三千里 完全版』となった。

 4位以下で注目は8位に初登場の『やってもやっても終わらない名もなき家事に名前をつけたらその多さに驚いた。』。著者はコピーライターの梅田悟司さん。3大家事といわれる料理、洗濯、掃除以外に具体的に名前のない細かい仕事に注目し、名前をつけた本。多くの家庭でそんな「名もなき家事」を負担する女性のみならず男性からも注目されている一冊だ。10月9日NHK総合の情報番組「あさイチ」や、9月25日TBS系のニュース番組「Nスタ」でも特集され大きな話題となった。

1位『ひとりで生きる 大人の流儀(9)』伊集院静[著](講談社)

一人で生きることを自覚せよ、と言っても、そう簡単にできるものではない。泣く雨の夕暮れも、一人で膝をかかえて星を見上げる夜半もあるであろう。孤独というものには、やるせなさがどこかに隠れている。なのに一人で生きようとしている人には、家族、兄弟姉妹、仲間、同僚、友と日々、逢ったり、連絡を取り合って、普通に生きている人たちには、ないものがある。あの潔さに似たものは何なのだろうか? ひとりで生きることは、一見淋しいものに思えるが、実は美しい人間の姿であるのかもしれない。――伊集院静 シリーズ累計195万部超の大ベストセラー第9弾。(講談社ウェブサイトより)

2位『大家さんと僕 これから』矢部太郎[著](新潮社)

季節はめぐり、初めての単行本が大ヒットとなった僕は、トホホな芸人から一躍時の人に。忙しい毎日を送る一方、大家さんとの楽しい日々には少しの翳りが見えてきた。僕の生活にも大きな変化があり、別れが近づくなか、大家さんの想いを確かに受け取り「これから」の未来へ歩き出す僕。美しい感動の物語、堂々完結。(新潮社ウェブサイトより)

3位『潜行三千里 完全版』辻政信[著](毎日ワンズ)

ノモンハン、シンガポール、ガダルカナル、ビルマ戦を指揮した伝説的軍人の決死の逃亡記!(毎日ワンズウェブサイトより)

4位『樹木希林 120の遺言 死ぬときぐらい好きにさせてよ』樹木希林[著](宝島社)

5位『新版 外国人労働者受け入れを問う』宮島喬[著]鈴木江理子[著](岩波書店)

6位『過労死110番 働かせ方を問い続けて30年』森岡孝二[編]大阪過労死問題連絡会[編](岩波書店)

7位『70歳のたしなみ』坂東眞理子[著](小学館)

8位『やってもやっても終わらない名もなき家事に名前をつけたらその多さに驚いた。』梅田悟司[著](サンマーク出版)

9位『M 愛すべき人がいて』小松成美[著](幻冬舎)

10位『水晶玉子のオリエンタル占星術 幸運を呼ぶ366日メッセージつき 開運暦2020』水晶玉子[著](集英社)

〈単行本 ノンフィクション・教養書他ランキング 10月16日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2019年10月18日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

  • シェア
  • ポスト
  • ブックマーク