「氷室冴子青春文学賞」の実行委員会が24日、クラウドファンディングで支援を呼びかけている。
集英社コバルト文庫の最盛期の中心となり、他の作家を牽引することで一つの時代を築いた北海道岩見沢市出身の作家、故氷室冴子さん。その功績を讃え、第二の氷室冴子を生み出したいと、岩見沢市有志が中心となり2018年に「氷室冴子青春文学賞」を創設。今年で第2回目を迎える。
「氷室冴子青春文学賞」は、「青春」をテーマにした作品を募集し、まだ発見されていない優れた才能を発掘する文学賞。第2回の審査員は、小説家の久美沙織さん、柚木麻子さん、朝倉かすみさんの3名が務めた。
今回のプロジェクトでは、文学賞の継続と新しい才能を育てていくことに対し支援を呼びかけている。目標金額は80万円、プロジェクトの詳細はクラウドファンディングネットワーク「FAAVO」にて。
■地方発の文学賞を成功させ、第二の氷室冴子を生み出したい!
https://faavo.jp/hokkaido/project/4117
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