湊かなえ 47都道府県全てを周るサイン会ツアーを終了「むしろ地方こそ熱気があった」

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 11月12日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、単行本 文芸書第1位は『デスマーチからはじまる異世界狂想曲(18)』が獲得した。
 第2位は『ツナグ 想い人の心得』。第3位は『人間』となった。

 4位以下で注目は5位に再ランクインを果たした『落日』。9月に発売された湊かなえさんの最新作だ。映画監督と脚本家が実際に起こった殺人事件を映画化しようと過去の出来事を調べるうちに真実を見つけ出す。衝撃と深い感動を呼ぶ一作となっている。

 湊さんは2017年よりデビュー10周年を記念して47都道府県全てを周る大規模なサイン会ツアーを行った。そのツアーも今年9月23日の広島県のサイン会で47都道府県を全て制覇し無事終了。このサイン会は楽しいイベントが都会でばかり行われることに不満を抱いていた湊さんが「ならば私が周ろう」と思いたち自ら企画したもの。精力的に全国を周った湊さんはインタビューで、《地方のサイン会は人が集まらないと言われていますが、むしろ地方こそ熱気があって、どこも定員いっぱいで集まってくださいました》と感謝をあらわし、《本を読む人が少なくなったと言われ、その限られた本好きを、たくさんいる作家が椅子取りゲームみたいにして奪い合っているような状況なのかなと思っていたのですが、まだまだ届けられる人はいっぱいいるんだなと実感できました。》と現場に足を運んだからこそわかる実感を語っている。
https://www.bookbang.jp/review/article/585037

1位『デスマーチからはじまる異世界狂想曲(18)』愛七ひろ[著](KADOKAWA)

王都を襲った魔神の落し子を撃退し、無事に新年を迎えたサトゥー達。新たなユニークスキルも開放されたところで、アリサとルルを奴隷から解放できる『祈願の指輪』が王都のオークションに出品されることを知り――?(KADOKAWAウェブサイトより)

2位『ツナグ 想い人の心得』辻村深月[著](新潮社)

死者との再会を叶える使者「ツナグ」。長年務めを果たした最愛の祖母から歩美は使者としての役目を引き継いだ。7年経ち、社会人になった彼の元を訪れる依頼者たちは、誰にも言えぬ想いを胸に秘めていた――。後悔を抱えて生きる人々の心を繋ぐ、使者の物語。シリーズ累計100万部の大ベストセラー、9年ぶりの待望の続刊!(新潮社ウェブサイトより)

3位『人間』又吉直樹[著](毎日新聞出版)

僕達は人間をやるのが下手だ。38歳の誕生日に届いた、ある騒動の報せ。何者かになろうとあがいた季節の果てで、かつての若者達を待ち受けていたものとは? 初の長編小説にして代表作、誕生!!(毎日新聞出版ウェブサイトより)

4位『祝祭と予感』恩田陸[著](幻冬舎)

5位『落日』湊かなえ[著](角川春樹事務所)

6位『Iの悲劇』米澤穂信[著](文藝春秋)

7位『生命式』村田沙耶香[著](河出書房新社)

8位『背中の蜘蛛』誉田哲也[著](双葉社)

9位『ライオンのおやつ』小川糸[著](ポプラ社)

10位『転生したらスライムだった件(15)』伏瀬[著](マイクロマガジン社)

〈単行本 文芸書ランキング 11月12日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2019年11月15日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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