フラットな視点で近現代史の成功と失敗に学ぶ『日本近現代史講義』に注目集まる

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 11月12日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、新書第1位は『ケーキの切れない非行少年たち』が獲得した。
 第2位は『夫のトリセツ』。第3位は『一切なりゆき 樹木希林のことば』となった。

 4位以下で注目は9位に再ランクインを果たした『日本近現代史講義 成功と失敗の歴史に学ぶ』。明治維新から日清・日露戦争、第一次・第二次大戦、東京裁判、戦後の各国との関係、歴史認識問題など日本の近現代史で重要な14のテーマについて、その分野を代表する識者がわかりやすく解説。これまで世間では定説だと語られてきた論のアップデートも多数盛り込まれ、近現代史をコンパクトに俯瞰できる良書と評判だ。語るものの政治的な立場に左右されがちな“近現代史”だが、本書は「特定の歴史観やイデオロギーに偏らず実証を旨とする」(出版社解説より)と標榜しているだけあり、フラットな視点で学び直すことができる。

■新書 ノンフィクションランキング

1位『ケーキの切れない非行少年たち』宮口幸治[著](新潮社)

児童精神科医である筆者は、多くの非行少年たちと出会う中で、「反省以前の子ども」が沢山いるという事実に気づく。少年院には、認知力が弱く、「ケーキを等分に切る」ことすら出来ない非行少年が大勢いたが、問題の根深さは普通の学校でも同じなのだ。人口の十数%いるとされる「境界知能」の人々に焦点を当て、困っている彼らを学校・社会生活で困らないように導く超実践的なメソッドを公開する。(新潮社ウェブサイトより)

2位『夫のトリセツ』黒川伊保子[著](講談社)

日本中の夫と妻に大反響を巻き起こしている『妻のトリセツ』。「次はぜひ夫編を」読者の熱い声に応えてついに登場。「話が通じない」「わかってくれない」「思いやりがない」「とにかく気が利かない」……腹立たしい夫を見捨てる前にこの一冊。今度は脳科学から男脳を解明。夫婦70年時代のバイブル。(講談社ウェブサイトより)

3位『一切なりゆき 樹木希林のことば』樹木希林[著](文藝春秋)

芝居の達人、人生の達人 今年、惜しくも世を去った名女優が語り尽くした生と死、演技、男と女。それはユーモアと洞察に満ちた樹木流生き方のエッセンスです。(文藝春秋ウェブサイトより)

4位『妻のトリセツ』黒川伊保子[編著](講談社)

5位『47都道府県の歴史と地理がわかる事典』伊藤賀一[著](幻冬舎)

6位『上級国民/下級国民』橘玲[著](小学館)

7位『自分のことは話すな 仕事と人間関係を劇的によくする技術』吉原珠央[著](幻冬舎)

8位『日本経済30年史 バブルからアベノミクスまで』山家悠紀夫[著](岩波書店)

9位『日本近現代史講義 成功と失敗の歴史に学ぶ』山内昌之、細谷雄一[編著](中央公論新社)

10位『老人の美学』筒井康隆[著](新潮社)

■新書 ノベルスランキング

1位『鬼滅の刃 片羽の蝶』吾峠呼世晴[原作]矢島綾[著](集英社)

2位『鬼滅の刃 しあわせの花』吾峠呼世晴[原作]矢島綾[著](集英社)

3位『ブラッククローバー ユノの書』田畠裕基[原作]ジョニー音田[著](集英社)

4位『創竜伝(14)月への門』田中芳樹[著](講談社)

5位『QED 憂曇華の時』高田崇史[著](講談社)

6位『憂国のモリアーティ 禁じられた遊び』竹内良輔、三好輝、埼田要介[著](集英社)

7位『NARUTO-ナルト- ナルト烈伝 うずまきナルトと螺旋の天命』岸本斉史[原作]江坂純[著](集英社)

8位『劇場版 ONE PIECE STAMPEDE』尾田栄一郎[原作]浜崎達也[著]冨岡淳広、大塚隆史[劇場版脚本](集英社)

9位『Dr. STONE 星の夢、地の歌』稲垣理一郎[原作]Boichi[作画]森本市夫[著](集英社)

10位『約束のネバーランド ママたちの追想曲』白井カイウ[原作]七緒[小説]出水ぽすか[作画](集英社)

〈新書 ノンフィクション / 新書 ノベルス ランキング 11月12日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2019年11月16日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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