コミックス週間ベストセラーに「ドラえもん」が登場!? 奇跡の最新刊「0巻」が話題

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 12月3日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、コミックス第1位は『キングダム(56)』が獲得した。
 第2位は『百姓貴族(6)』。第3位は『ドラえもん(0)』となった。

 3位の『ドラえもん(0)』は23年ぶりに刊行された“奇跡の最新刊”。『ドラえもん』は1969年に発売された小学館の学年誌6誌で同時に連載がはじまった。幼児向けの『よいこ』から『幼稚園』、『小学一年生』、『小学二年生』、『小学三年生』、『小学四年生』、と読者の年齢にあわせた内容で描き分けられており、0巻にはその6種類を全て収録。さらに予告編や創作秘話マンガも初収録される。作品の一覧やドラミちゃんの初登場話も収録されており、日本のマンガ史からみても貴重な資料が満載だ。

 5位から10位はアニメ化で大人気となった「鬼滅の刃」が独占。12月4日には最新18巻が初版発行部数100万部で刊行された。来週のランキングも今、最も勢いのあるマンガ「鬼滅の刃」が席捲することが予想される。

1位『キングダム(56)』原泰久[著](集英社)

朱海平原十五日目、決着の日! 王翦軍vs李牧軍、全面対決!! 朝を迎えた十五日目の朱海平原。兵糧が尽き後のない秦は、王翦軍が李牧軍へ真っ向から勝負に挑む! だが開戦直後、李牧の元へギョウからの急報が…!? 中央軍同士の激突は、互いに相手を打ち破るしかない総力戦へと拡大! 勝利をたぐり寄せるのは…!?(集英社ウェブサイトより)

2位『百姓貴族(6)』荒川弘[著](新書館)

今巻も、進路の決め方や農筋について、牛だけにウマがあわない牛社会のいじめ問題、平成バブルと農家、歴代の犬などバラエティに富んだネタがいっぱい!さらになんと、荒川家を揺るがす重大な決断が…!?新時代もオーセンティックな農ライフをお届け♪荒川印の特濃☆農家エッセイ・コミック第六弾!!(新書館ウェブサイトより)

3位『ドラえもん(0)』藤子・F・不二雄[著](小学館)

6種類の「幻の第1話」が一堂に集結! 誕生50周年にちなみ、全6種類の「ドラえもん」第1話を初出バージョン&完全カラーで収録。しめ切りギリギリになってもタイトルも主人公も決まっていなかったという伝説の予告や、作者自身による創作秘話まんが「ドラえもん誕生」も新書判コミックス初収録!貴重な写真と資料でおくる巻末解説も充実!(小学館ウェブサイトより)

4位『ぐらんぶる(14)』井上堅二[原作]吉岡公威[漫画](講談社)

5位『鬼滅の刃(10)』吾峠呼世晴[著](集英社)

6位『鬼滅の刃(11)』吾峠呼世晴[著](集英社)

7位『鬼滅の刃(12)』吾峠呼世晴[著](集英社)

8位『鬼滅の刃(8)』吾峠呼世晴[著](集英社)

9位『鬼滅の刃(13)』吾峠呼世晴[著](集英社)

10位『鬼滅の刃(9)』吾峠呼世晴[著](集英社)

〈コミックスランキング 12月3日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2019年12月7日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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