池上彰もハマった警察小説「隠蔽捜査」シリーズ 最新作がベストセラーに

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 1月21日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、単行本 文芸書第1位は『medium 霊媒探偵城塚翡翠』が獲得した。
 第2位は『蜘蛛ですが、なにか?(12)』。第3位は『清明 隠蔽捜査(8)』となった。

 1位の『medium 霊媒探偵城塚翡翠』は年末恒例の「このミステリーがすごい!」2020年版で国内1位を受賞した作品。3位の『清明 隠蔽捜査(8)』はテレビドラマ化もされた今野敏さんの人気警察小説シリーズの最新作。警察署長に降格された警視庁のエリート官僚、竜崎を主人公として続いてきたこのシリーズ。警察という巨大な官僚組織に注目し、そこで働く人々のリアルな人間関係と、巻き起こる難事件に組織として対応してゆく様子を描いてきた。今作で竜崎は警察署長から県警刑事部長に異動となり、さらに複雑な環境で新たな活躍をみせる。

 ジャーナリストの池上彰さんも同シリーズの大ファンの一人だ。池上さんは前作『棲月』(新潮社)の書評で、立場が変わった竜崎が新しい部下たちと仕事をするうちに、心の交流がはじまり関係が変わってゆくことを指摘。《読者はシリーズを読み進めることで竜崎の成長ぶりも見ることができる》と連作ものならではの魅力を解説している。
https://www.bookbang.jp/review/article/546599

1位『medium 霊媒探偵城塚翡翠』相沢沙呼[著](講談社)

推理作家として難事件を解決してきた香月史郎【こうげつしろう】は、心に傷を負った女性、城塚翡翠【じょうづかひすい】と出逢う。彼女は霊媒であり、死者の言葉を伝えることができる。しかし、そこに証拠能力はなく、香月は霊視と論理の力を組み合わせながら、事件に立ち向かわなくてはならない。一方、巷では姿なき連続殺人鬼が人々を脅かしていた。一切の証拠を残さない殺人鬼を追い詰めることができるとすれば、それは翡翠の力のみ。だが、殺人鬼の魔手は密かに彼女へと迫っていた――。(講談社ウェブサイトより)

2位『蜘蛛ですが、なにか?(12)』馬場翁[著](KADOKAWA)

歴史上最高の死者数と記される「人魔大戦」がついに勃発。両軍が激しくぶつかり合い、しのぎを削るなか、白が投入したクイーンタラテクトによって戦場は大混乱に突き落とされる! 平和のためにいっぱい死んでくれ!(KADOKAWAウェブサイトより)

3位『清明 隠蔽捜査(8)』今野敏[著](新潮社)

神奈川県警刑事部長に着任した異色の警察官僚・竜崎伸也。着任早々、県境で死体遺棄事件が発生、警視庁の面々と再会するが、どこかやりにくさを感じる。さらに被害者は中国人と判明、公安と中国という巨大な壁が立ちはだかる。一方、妻の冴子が交通事故を起こしたという一報が入り……。リスタートで益々スケールアップの第八弾!(新潮社ウェブサイトより)

4位『黒武御神火御殿 三島屋変調百物語六之続』宮部みゆき[著](毎日新聞出版)

5位『紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人』歌田年[著](宝島社)

6位『転生幼女はあきらめない(3)』カヤ[著](一二三書房)

7位『育成スキルはもういらないと勇者パーティを解雇されたので、退職金がわりにもらった【領地】を強くしてみる』黒おーじ[著](SBクリエイティブ)

8位『失格紋の最強賢者 世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました(11)』進行諸島[著](SBクリエイティブ)

9位『落日』湊かなえ[著](角川春樹事務所)

10位『大名倒産(上・下)』浅田次郎[著](文藝春秋)

〈単行本 文芸書ランキング 1月21日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2020年1月25日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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