「鬼滅の刃」ノベルス版も2冊で116万部! コミックス含め、どの順序で読めばよいのか?

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 2月12日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、新書ノンフィクション第1位は『ケーキの切れない非行少年たち』が獲得した。
第2位は『一切なりゆき 樹木希林のことば』。第3位は『知の旅は終わらない 僕が3万冊を読み100冊を書いて考えてきたこと』となった。

 新書ノベルス第1位は『鬼滅の刃 しあわせの花』。第2位は『鬼滅の刃 片羽の蝶』、第3位は『花嫁は三度ベルを鳴らす』となった。

 1位と2位はともに「週刊少年ジャンプ」に連載中の少年マンガ「鬼滅の刃」のノベライズ作品。「鬼滅の刃」は累計発行部数4000万部を突破した大人気マンガ。ノベルス2作も2月19日の重版で累計116万部となることがわかった。ノベルスには本編で描かれなかったエピソードが語られており、原作の吾峠呼世晴さんのオリジナルイラストもシーンに合わせ掲載されていることも人気のひとつ。コミックスとノベルスの読む順番に関してだが、発行元の集英社は『鬼滅の刃 しあわせの花』は「コミックス8巻を読んだ方におすすめ」、『鬼滅の刃 片羽の蝶』は「17巻まで読んだ方におすすめ」としている。これまでに刊行されているコミックスとノベルスを並べると、読む順序は、コミックス1~8巻、「しあわせの花」、9~17巻、「片羽の蝶」、18~19巻となる。

■新書 ノンフィクションランキング

1位『ケーキの切れない非行少年たち』宮口幸治[著](新潮社)

児童精神科医である筆者は、多くの非行少年たちと出会う中で、「反省以前の子ども」が沢山いるという事実に気づく。少年院には、認知力が弱く、「ケーキを等分に切る」ことすら出来ない非行少年が大勢いたが、問題の根深さは普通の学校でも同じなのだ。人口の十数%いるとされる「境界知能」の人々に焦点を当て、困っている彼らを学校・社会生活で困らないように導く超実践的なメソッドを公開する。(新潮社ウェブサイトより)

2位『一切なりゆき 樹木希林のことば』樹木希林[著](文藝春秋)

芝居の達人、人生の達人 今年、惜しくも世を去った名女優が語り尽くした生と死、演技、男と女。それはユーモアと洞察に満ちた樹木流生き方のエッセンスです。(文藝春秋ウェブサイトより)

3位『知の旅は終わらない 僕が3万冊を読み100冊を書いて考えてきたこと』立花隆[著](文藝春秋)

4位『50代からの人生戦略 いまある武器をどう生かすか』佐藤優[著](青春出版社)

5位『運気を磨く 心を浄化する三つの技法』田坂広志[著](光文社)

6位『世界は「習近平中国」の崩壊を望んでいる 覇権・監視国家』河添恵子[著](ワック)

7位『自分のことは話すな 仕事と人間関係を劇的によくする技術』吉原珠央[著](幻冬舎)

8位『カラー版 江戸の家計簿』磯田道史[監修](宝島社)

9位『社長って何だ!』丹羽宇一郎[著](講談社)

10位『日本思想史』末木文美士[著](岩波書店)

■新書 ノベルスランキング

1位『鬼滅の刃 しあわせの花』吾峠呼世晴[原作]矢島綾[著](集英社)

2位『鬼滅の刃 片羽の蝶』吾峠呼世晴[原作]矢島綾[著](集英社)

3位『花嫁は三度ベルを鳴らす』赤川次郎[著](実業之日本社)

4位『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング』堀越耕平[原作]誉司アンリ[著](集英社)

5位『西日本鉄道殺人事件』西村京太郎[著](新潮社)

6位『約束のネバーランド ノーマンからの手紙』白井カイウ[原作]七緒[小説]出水ぽすか[作画](集英社)

7位『Dr. STONE 星の夢、地の歌』稲垣理一郎[原作]Boichi[作画]森本市夫[著](集英社)

8位『約束のネバーランド ママたちの追想曲』白井カイウ[原作]七緒[小説]出水ぽすか[作画](集英社)

9位『覇権交代(7) ゲーム・チェンジャー』大石英司[著](中央公論新社)

10位『呪術廻戦 逝く夏と還る秋』芥見下々[原作]北國ばらっど[著](集英社)

〈新書 ノンフィクション / 新書 ノベルス ランキング 2月12日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2020年2月15日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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