【気になる!】文庫 『死体は語る2 上野博士の法医学ノート』 レビュー 産経新聞 [レビュー] (医学一般/科学) 『死体は語る2 上野博士の法医学ノート』 著者 上野 正彦 [著] 出版社 文藝春秋 ジャンル 文学/日本文学、評論、随筆、その他 ISBN 9784167914455 発売日 2020/02/05 価格 715円(税込) ネット書店で購入する 書籍情報:JPO出版情報登録センター ※書籍情報の無断転載を禁じます 【気になる!】文庫 『死体は語る2 上野博士の法医学ノート』 [レビュアー] 産経新聞社 焼け跡から発見された首や顔が焼け焦げた母子の死体。一見すると「焼死体」と判断される状況だったが、監察医の著者は司法解剖の結果から頭部のある部分に注目。「これは、絞め殺されている!」。焼死ではなく、「他殺死」だと見破る。その根拠は-。 著者は2万体を超える検視を行い、捜査機関から絶大な信頼を得た「死体の専門医」。死体に残された死斑の色やまぶたの裏、頭蓋骨の奥底を詳細に観察し、わずかな痕跡から本当の死因を解き明かす。まるでミステリー小説のような謎解き満載の法医学入門書だ。(上野正彦著、文春文庫・650円+税) 2020年2月23日 掲載 ※この記事の内容は掲載当時のものです 文藝春秋 産経新聞社 上野正彦 死体は語る2 上野博士の法医学ノート