『米中二極時代と日本 我々はいかに生き残るか』遠藤滋著 レビュー 産経新聞 [レビュー] (外交・国際関係) 『米中二極時代と日本 我々はいかに生き残るか』 著者 遠藤 滋 [著] 出版社 文藝春秋 ジャンル 社会科学/経済・財政・統計 ISBN 9784160089662 発売日 2020/01/31 価格 1,650円(税込) ネット書店で購入する 書籍情報:JPO出版情報登録センター ※書籍情報の無断転載を禁じます 『米中二極時代と日本 我々はいかに生き残るか』遠藤滋著 [レビュアー] 産経新聞社 商社マンとして1960年代から米中両国でビジネスに携わってきた著者が、両国の国民性、歴史と現状などを分析し、はざまにある日本の存在と役割を提言する。 著者は、中国は「国というよりさまざまな中国人が住む広大な土地」で、大国化も「全土の統一維持を図るのは容易ではない」、米国には、世界秩序維持の責務に疲れ、「変化より安定」に安住していると指摘。両国の共通点を「世界は自分たちを中心に廻っていくべきだ、と考えている」とも。 グローバル化時代に外国人と渡り合うためのアドバイスも豊富。(文芸春秋企画出版部・1500円+税) 2020年3月29日 掲載 ※この記事の内容は掲載当時のものです 文藝春秋 産経新聞社 文藝春秋企画出版部 米中二極時代と日本 我々はいかに生き残るか 遠藤滋