日本の男女格差は先進国で最低! 女性支援のヒントを紐解き、日本国内における女性の社会進出を考える一冊

リリース

2
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 世界的に影響力をもつ大手企業20社に焦点を当て、女性の社会進出に関する考え方や事例をまとめた書籍『女性が共に、さらに輝くということ』が幻冬舎から発売された。

『女性が共に、さらに輝くということ』は、女性のリーダー育成に焦点を当てたオーストラリアのコンサルティング企業「ザ・ドリーム・コレクティブ」が企画した書籍で、72名のケーススタディから女性支援のヒントを紐解き、日本国内における女性の社会進出を考える内容になっている。

 同社代表のサラ・リューは、「日本の政府は一億総活躍社会の実現の中で「女性活躍」を謳っているが、あまり状況は変わっておらず、むしろ日本は“後退”している印象を受けた」と語っており、こうした日本の現状を変えていくために書籍化をプロデュースしたという。

 実際、世界経済フォーラムが毎年実施している「ジェンダー・ギャップ指数2020」を見ると、日本は2018年の110位から順位を下げ、先進国の中でも最低の121位となっている。

 このように日本が世界から遅れをとっている事実を変えていくために制作された本作では、女性の働き方を支援しているアディダス、スターバックス、LVMHモエヘネシー・ルイ・ヴィトン、グランドハイアット東京、ユニリーバ、リクルート、LIXILなどの各業界で活躍する就業者に取材し、自分らしい働き方を目指す「ワークライフバランス」の実現や個人の経験・能力、そして考え方を活かしてよりよく働くための取り組みについて触れられている。

 日本では、子供がいる家庭では女性が休みを取らなければならないという「無意識の偏見」などがあり、意識改革の必要性が問われている。ファッション業界大手のルイ・ヴィトンや国際的な製薬・バイオテクノロジー企業であるノバルティスの担当者も、「リーダーかどうかは関係なく、小さな変化でもいいので一人一人が考え方や行動を変えていくことが必要であり、一番避けるべきことは、何もしないということ」 と語る。こうした事例から性別や世代に関わらず意識を変えていくことが必要であり、本作は現代のジェンダーギャップを解決していく一助となるだろう。

2020年4月13日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです
  • このエントリーをはてなブックマークに追加