日向坂46苦難の歴史が一冊に「涙なくしては読めない」

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 3月31日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、単行本 ノンフィクション・教養書他第1位は『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』が獲得した。
 第2位は『日向坂46ストーリー』。第3位は『日本・破綻寸前 自分のお金はこうして守れ!』となった。

 2位の『日向坂46ストーリー』は『週刊プレイボーイ』で連載された日向坂46のこれまでを描いたノンフィクション作品。日向坂46はデビューから1年を迎え、東京ドーム公演も決定するなど順風満帆の様子だが、オーディションからグループ結成、改名にデビューなど、様々な場面でメンバーたちに試練が降り掛かっていた。メンバーそれぞれを主人公に苦難と向き合ったエピソードが綴られており、ファンの間からは「涙なくしては読めない」との声も上がっている。

1位『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』ブレイディみかこ[著](新潮社)

優等生の「ぼく」が通い始めたのは、人種も貧富もごちゃまぜのイカした「元・底辺中学校」だった。ただでさえ思春期ってやつなのに、毎日が事件の連続だ。人種差別丸出しの美少年、ジェンダーに悩むサッカー小僧。時には貧富の差でギスギスしたり、アイデンティティに悩んだり……。何が正しいのか。正しければ何でもいいのか。生きていくうえで本当に大切なことは何か。世界の縮図のような日常を、思春期真っ只中の息子とパンクな母ちゃんの著者は、ともに考え悩み乗り越えていく。連載中から熱狂的な感想が飛び交った、私的で普遍的な「親子の成長物語」。(新潮社ウェブサイトより)

2位『日向坂46ストーリー』西中賢治[著](集英社)

すべては「ひらがな」から始まった――。 東京ドーム公演も決定し、今、最も勢いにのるアイドルグループ「日向坂 46」。そんな彼女たちのストーリーは、たったひとりの少女から始まった― 。 『週刊プレイボーイ』で連載された大型ノンフィクション連載「日向坂46ストーリー  〜ひらがなからはじめよう〜」がついに単行本化。 少女たちが「けやき坂46」から「日向坂46」へと名前を変える前日譚を描いた、感動の青春群像ストーリー。 シングルデビュー後の日向坂46のストーリーを描いた最終章も新たに書き下ろし。(集英社ウェブサイトより)

3位『日本・破綻寸前 自分のお金はこうして守れ!』藤巻健史[著](幻冬舎)

日本経済は年々悪くなっているのに、日銀はお金のばらまきをやめず、社会保障費なども増加する一方で、日本財政がよくなる兆しはまったくない。「日本の財政が破綻する日(=Xデー)はいつ起きてもおかしくない」と著者。Xデーが起きたとき、政府は守ってくれないし、自分のお金は自分で守るしかない。本書では著者の資産運用法を公開し、読者にも、ハイパーインフレが起きても大丈夫な手法を具体的に伝授。(幻冬舎ウェブサイトより)

4位『人は、なぜ 他人を許せないのか?』中野信子[著](アスコム)

5位『田中みな実1st写真集「Sincerely yours…」』田中みな実[著](宝島社)

6位『乃木坂46 与田祐希2nd写真集 無口な時間』与田祐希[著](光文社)

7位『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ ストーリーブック』サンエックス[監修]主婦と生活社[編](主婦と生活社)

8位『歎異抄をひらく』高森顕徹[著](1万年堂出版)

9位『気がつけば、終着駅』佐藤愛子[著](中央公論新社)

10位『東大ナゾトレ SEASON2(2)』松丸亮吾[監修](扶桑社)

〈単行本 ノンフィクション・教養書他ランキング 3月31日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2020年4月4日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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