役所広司・松坂桃李出演で映画化もされた『孤狼の血』シリーズ ついに完結!

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 4月7日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、単行本 文芸書第1位は『転生したらスライムだった件(16)』が獲得した。
 第2位は『クスノキの番人』。第3位は『オーバーロード(14) 滅国の魔女』となった。

 4位以下で注目は5位に初登場の『暴虎の牙』。『孤狼の血』『凶犬の眼』(いずれもKADOKAWA)に続く柚月裕子さんの人気警察小説シリーズの完結編。昭和の終わりからから平成にかけての広島を舞台にマル暴刑事と極道・愚連隊との戦いを描く。第1作『孤狼の血』は2018年に映画化。役所広司さんが主人公の大上章吾を、松坂桃李さんが部下の日岡秀一を演じていた。今作『暴虎の牙』では昭和を舞台に大上の活躍が、平成を舞台に日岡の成長が描かれる。

1位『転生したらスライムだった件(16)』伏瀬[著](マイクロマガジン社)

シリーズ累計1,500万部突破! 大人気異世界転生ファンタジー小説! 帝国との戦いに勝利を収めたリムルだったが、ルドラの身体を乗っ取ったミカエル、妖魔王フェルドウェイの暗躍と、やっかいな問題はまだ残ったままであった。リムルが戦っていたその裏で起きていた、地下迷宮のラミリス防衛戦もまた不安を煽る。とはいえ一先ず窮地は脱したことで、リムルはこの機に部下たちの面談を行うことに……。(マイクロマガジン社ウェブサイトより)

2位『クスノキの番人』東野圭吾[著](実業之日本社)

その木に祈れば、願いが叶うと言われているクスノキ。その番人を任された青年と、クスノキのもとへ祈念に訪れる人々の織りなす物語。(実業之日本社ウェブサイトより)

3位『オーバーロード(14) 滅国の魔女』丸山くがね[著](KADOKAWA)

魔導国の馬車が王国の貴族に襲われた。偶然か?謀略か? いかなる理由であれ、王国が魔導国と正面を切って戦うことを選んだと判断したナザリックは王国に宣戦布告。カッツェ平野での大虐殺で未だ混迷を極める王国のさらなる窮地に王子ザナックが、蒼の薔薇が、ブレインが、背水の陣を承知で立ち上がる。 容赦なく遂行される殲滅作戦。勝ち目のない戦いを強いられた王国に崩壊の足音が迫る。(KADOKAWAウェブサイトより)

4位『チンギス紀(7) 虎落』北方謙三[著](集英社)

5位『暴虎の牙』柚月裕子[著](KADOKAWA)

6位『流人道中記(上・下)』浅田次郎[著](中央公論新社)

7位『熱源』川越宗一[著](文藝春秋)

8位『ライオンのおやつ』小川糸[著](ポプラ社)

9位『リアデイルの大地にて(4)』Ceez[著](KADOKAWA)

10位『掟上今日子の設計図』西尾維新[著](講談社)

〈単行本 文芸書ランキング 4月7日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2020年4月11日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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