村上春樹が自身のルーツを明かす 話題の新刊、一部が特別公開中

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 4月28日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、文芸書第1位は『流浪の月』が獲得した。
 第2位は『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』。第3位は『猫を棄てる 父親について語るとき』となった。

 3位の『猫を棄てる 父親について語るとき』は村上春樹さんが自身のルーツについて綴ったノンフィクション作品。刊行にあたり村上さんは《亡くなった父親のことはいつかきちんと文章の形にしなくてはならないと、前々から思ってはいた》と述べ、父親の戦争体験を綴ってはいるが、《ただの個人的な事実として、そのまま静かに示したかっただけ》という。そして《いろんな年代の人々に、いろんな読み方をしてもらえるといいなと思っている》とコメントしている。現在文春オンラインにて同書の冒頭が特別公開されている。
https://bunshun.jp/articles/-/37297

1位『流浪の月』凪良ゆう[著](東京創元社)

あなたと共にいることを、世界中の誰もが反対し、批判するはずだ。それでも文、わたしはあなたのそばにいたい――。実力派作家が遺憾なく本領を発揮した、息をのむ傑作小説。(東京創元社ウェブサイトより)

2位『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』ブレイディみかこ[著](新潮社)

優等生の「ぼく」が通い始めたのは、人種も貧富もごちゃまぜのイカした「元・底辺中学校」だった。ただでさえ思春期ってやつなのに、毎日が事件の連続だ。人種差別丸出しの美少年、ジェンダーに悩むサッカー小僧。時には貧富の差でギスギスしたり、アイデンティティに悩んだり……。何が正しいのか。正しければ何でもいいのか。生きていくうえで本当に大切なことは何か。世界の縮図のような日常を、思春期真っ只中の息子と パンクな母ちゃんの著者は、ともに考え悩み乗り越えていく。連載中から熱狂的な感想が飛び交った、私的で普遍的な「親子の成長物語」。(新潮社ウェブサイトより)

3位『猫を棄てる 父親について語るとき』村上春樹[著](文藝春秋)

時が忘れさせるものがあり、そして時が呼び起こすものがある ある夏の日、僕は父親と一緒に猫を海岸に棄てに行った。歴史は過去のものではない。このことはいつか書かなくてはと、長いあいだ思っていた―――村上文学のあるルーツ(文藝春秋ウェブサイトより)

4位『クスノキの番人』東野圭吾[著](実業之日本社)

5位『逆ソクラテス』伊坂幸太郎[著](集英社)

6位『ライオンのおやつ』小川 糸[著](ポプラ社)

7位『流人道中記 上』浅田次郎[著](中央公論新社)

8位『流人道中記 下』浅田次郎[著](中央公論新社)

9位『アラフォー賢者の異世界生活日記(12)』寿 安清[著](KADOKAWA)

10位『いつでも自宅に帰れる俺は、異世界で行商人をはじめました(1)』霜月緋色[著](ホビージャパン)

〈単行本 文芸書ランキング 4月28日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2020年5月2日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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