「自分の力で、世の中を変えていけ! 日本の未来に期待している」夭逝した瀧本哲史 「伝説の東大講義」が一冊に

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 5月19日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、新書第1位は『バカの国』が獲得した。
 第2位は『空気を読む脳』。第3位は『ケーキの切れない非行少年たち』となった。

 4位以下で注目は7位に初登場の『2020年6月30日にまたここで会おう 瀧本哲史伝説の東大講義』。昨年8月に47歳の若さで亡くなった瀧本哲史さんの伝説の講義を収録した一冊。瀧本さんは京都大学客員准教授で多くの若い起業家を支えるエンジェル投資家でもあった。講義は2012年6月30日に東大で300人の若者を前に行われた。若者世代を助け、明るい未来を切り開こうと尽力してきた瀧本さんは、集まった若者に自分たちの力で世の中を変えていけと檄を飛ばし、勇気づけた。そして本書のタイトルにもなっている、8年後に答え合わせをしようと約束。約束の期日を待たずに瀧本さんは亡くなってしまったが、その言葉はより多くの人に届いている。学ぶことの大切さと行動する勇気をもらえる一冊だ。

1位『バカの国』百田尚樹[著](新潮社)

バカが溢れている。何でもいちゃもんをつけて炎上させるクレーマー・バカ、SNSで自らの愚かさを世に知らしめる新手のバカ、常人には理解不能な真正のバカ。だが、笑ってばかりもいられない。血税を食い潰す役人、保身しか頭にない政治家、危機管理能力のない政府……バカは、いまやこの国の中枢まで侵食しつつあるのだ。ベストセラー作家がツッコミながらも警鐘を鳴らす、笑いと怒りの123篇!(新潮社ウェブサイトより)

2位『空気を読む脳』中野信子[著](講談社)

職場で、学校で、なぜ日本人は「空気」を読むのか?中野信子さんが脳科学をとおし、初めて日本人の心性と強みを読み解く。(講談社ウェブサイトより抜粋)

3位『ケーキの切れない非行少年たち』宮口幸治[著](新潮社)

児童精神科医である筆者は、多くの非行少年たちと出会う中で、「反省以前の子ども」が沢山いるという事実に気づく。少年院には、認知力が弱く、「ケーキを等分に切る」ことすら出来ない非行少年が大勢いたが、問題の根深さは普通の学校でも同じなのだ。人口の十数%いるとされる「境界知能」の人々に焦点を当て、困っている彼らを学校・社会生活で困らないように導く超実践的なメソッドを公開する。(新潮社ウェブサイトより)

4位『交渉力 結果が変わる伝え方・考え方』橋下徹[著](PHP研究所)

5位『世界のニュースを日本人は何も知らない』谷本真由美[著](ワニブックス)

6位『感染症対人類の世界史』池上 彰、増田ユリヤ[著](ポプラ社)

7位『2020年6月30日にまたここで会おう 瀧本哲史伝説の東大講義』瀧本哲史[著](星海社発行/講談社発売)

8位『朝鮮半島と日本の未来』姜尚中[著](集英社)

9位『一切なりゆき 樹木希林のことば』樹木希林[著](文藝春秋)

10位『世界哲学史5 中世3 バロックの哲学』伊藤邦武、山内志朗、中島隆博、納富信留[編](筑摩書房)

〈新書ランキング 5月19日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2020年5月23日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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