ビジネスリーダー1万人が選ぶ「TOPPOINT大賞(下半期)」が決定 大賞は『ニュータイプの時代』

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 1987年創刊のビジネス書情報誌『TOPPOINT(トップポイント)』がビジネスリーダーを中心とする1万名以上の定期購読者に対する読者アンケートをもとに、第31回「TOPPOINT大賞」(2019年下半期)を決定した。

 大賞に輝いたのは山口周さんの『ニュータイプの時代』(ダイヤモンド社)。これまで「優秀」とされた人材が、社会構造やテクノロジーの変化にともない急速に価値を失う時代を見越し、社会構造の変化を読み解き、新時代に求められる思考・行動様式について解説した一冊。

 2位は縄文時代の叡智をビジネスに生かしてイノベーションを実現するための方法を説く『最強の縄文型ビジネス』(日本経済新聞出版社)。3位はビジョンを基に、直感を論理につなぎ、妄想を戦略に落とし込む思考法を説いた『直感と論理をつなぐ思考法』(ダイヤモンド社)となった。

「TOPPOINT大賞」はビジネス書情報誌『TOPPOINT』が半年間で紹介した書籍60冊のなかから、読者アンケートによって決定される。1位3点、2位2点、3位1点として集計し、総得点1位の書籍を「TOPPOINT大賞」として選定。併せて、得点順に上位10冊を選出する。
http://www.toppoint.jp/best_book_question/result

 2019年下半期「TOPPOINT大賞」およびベスト10冊は以下の通り。

大賞『ニュータイプの時代』山口周[著]ダイヤモンド社
2位『最強の縄文型ビジネス イノベーションを生み出す4つの原則』谷中修吾[著]日本経済新聞出版社
3位『直感と論理をつなぐ思考法』佐宗邦威[著]ダイヤモンド社
4位『未来予測入門』上田篤盛[著]講談社
5位『僕らはそれに抵抗できない』アダム・オルター[著]ダイヤモンド社
6位『データ資本主義』野口悠紀雄[著]日本経済新聞出版社
7位『AI以後』丸山俊一/NHK取材班[編著]NHK出版
8位『戦略完遂力』堀江庄平[著]日経BP
9位『メンタルが強い人がやめた13の習慣』エイミー・モーリン[著]講談社
10位『ハーバード流 子育ての公式』ロナルド・F・ファーガソン/ターシャ・ロバートソン[著]東洋経済新報社

Book Bang編集部
2020年1月25日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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